『唯一無二に』/後閑正乃介
この度、2回目のブログを書かせていただきます、3年後閑正乃介です。最後まで目を通していただけると幸いです。
2008年7歳の頃、マルキーニョスがかっこいいから、優勝争いをしている強いチームだから、という単純な理由で好きになった鹿島アントラーズ。現在に至るまで10年以上、アントラーズの試合を見るのが週末の楽しみであり、何度もホームスタジアムに足を運んできた。近年タイトルから遠ざかっているが、今年はフロンターレが突っ走っていないこともあり、優勝を狙えるシーズンとなっている。
そんなチームを中心として引っ張るのがJリーグファンきっての嫌われ者、鈴木優磨である。彼はとにかく汚い。勝つためなら手段を選ばない。そのため、毎試合のようにメディアに取り上げられ、毎試合のようにアンチを増やしている。
しかし彼は、誰よりも走り、誰よりも味方を鼓舞し、得点に直結する結果を残す。勝ちにこだわる姿勢を誰よりも体現し、感情の起伏を表に出すことを厭わない。日本人選手としては希少な人間味に溢れる彼に惹かれ、サッカー選手として目標としている。
前回のブログでも書いたように自分に技術はない。体格が良いわけでもなければ、サッカーIQが高いわけでもない。そんな自分にできることは人の心を動かす、そして勝ちにつなげるゴールを決めることである。
個性を存分に発揮し、彼のように唯一無二の選手となれるよう、長い3年生としての時間を過ごしたい。
【 2022/06/14 更新】