『本気』/藤木速人
この言葉は、大切にしている言葉であり、私が青山学院大学でサッカーを続けようと決めたきっかけの言葉でした。
この言葉との出会いは、中学3年生の冬、中学の生活を全て捧げて通っていたクラブチームの卒団式の際に、ヘッドコーチが卒団する私たちに対して「覚えておいて欲しい言葉」として教えてくれたものでした。
当時の私には「いい言葉だな〜」とは思ったものの、すべてのものに対して全力を注げられる中学生には「本気って当たり前じゃん」と、何がそんな大事なのかがわかりませんでした。しかし、大学生になる自分はそんな楽観的ではいられませんでした。
環境が自然と「本気」を出させてくれる高校生までとは違い、大学生は自分で「本気」を出す選択をしなければなりませんでした。
そんな立場に置かれた自分はようやくコーチが教えてくれた言葉の意味がわかったのです。天職とは自分の選択で掴み取るものだと。
サッカーを通して全力を出せる最後の機会なら天職に通ずるためにもやってみようと決心がつきました。
この選択は1回も後悔したことはなく、むしろこの道を選んでよかったと思えます。
サッカー部として4年間と長い道のりではありますが、常に本気でサッカーに取り組みたいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
【 2022/09/22 更新】