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怪我との向き合い方・四国インカレ優勝(2年宅野和希)

僕はこれまでにやり過ぎという程の怪我をしてきた。足首を何度も捻ったり、突き指をしたりの軽傷もあれば、右手舟状骨骨折を2回、右目を出血、腰の分離症といった重傷を経験してきた。今年3月末に選手をやめなければならないとも考えた。高校の時に怪我していた分離症が悪化し、すべり症、ヘルニアになっていた。今までの怪我は完治という結果があった。舟状骨の骨折は1度治り再度骨折したが手術をし、半年でどうにか治した。だが、今回のすべり症、ヘルニアには完治という結果は無かった。メスを入れるかこのまま一生付き合っていくかの選択だった。僕のように若年期に腰にメスを入れてしまえば9割の可能性で再度メスを入れなければならない。そのようにならないため、僕は2週間に1度病院へ行き、診察、リハビリをして、1週間に1度は鈴木先生に見てもらい、どうにか様子を見て過ごしていた。だが、3月末の山口遠征で今まで起こったことの無いことが自分の体に起こった。それは筋痙攣という症状であった。急に下半身が動かなくなり、立っていることも不可能であった。その時はもうサッカーができなくなるかなと覚悟した。自分の性格上、じっとしている事ができない。サッカーを見ていれば、怪我をしていてもやりたくなってしまう。その性格が裏目に出てしまいこのようなことが起こってしまった。

しかし、鈴木先生や病院の方々のおかげで5月初旬にどうにか、復帰することができた。だが、完全に治ったわけではない。今は大人しくなっているだけだと思っている。いつまた、山口遠征の時のようになるか、自分でもわからない。あのようにならないためには、自分の体調と向き合うことが大切だと思う。自分の体調やコンディションが悪ければその隙をつかれて悪くなる可能性がある。だが、そこを理解して体調、コンディションを整えることで、また自分の満足のいくサッカーができてくると思う。

今はまだ満足のいくようなサッカーはできていない。まずは怪我をしない体を作っていきたいと改めて今回の怪我で思った。そして、体調、コンディションにもちょっとのことから気にかけようと感じた。

そして、7月にチームにとって初のタイトルを獲得した。

四国インカレ優勝

このタイトルを取れたことはチームとしても個人としても嬉しいことだった。チームとして、総理大臣杯予選での悔しい敗戦から約2週間.全員がこのタイトルを獲るという気持ちで望んだ結果が優勝につながったと思う。自分としては試合に出ることは叶わなかった。少しでも試合にでるためにまた1から頑張っていきたいと思った。

次は後期リーグが始まる。大学リーグ、社会人リーグ、試合数も限られてきている。少しでも試合に出場するに監督にアピールしていきたいと思う。

そして、チームとしては、ここでまたチームが1つになり、愛媛県社会人リーグ優勝、大学リーグ優勝、そして入れ替え戦で勝ち、1部昇格を決め、四国インカレのようにチーム全員で喜びたいと思う。

 

 

2宅野和希

 

 

 

 

 




2019/08/15 13:07
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