就実 2-1 大社 得点者:松井、野口
4月から戦ってきた中国プリンスリーグが最終節となった。3年生にとっては高校生活最後の試合となる。悔いのない様に全てを出し切ってほしいという願いは保護者、後輩、スタッフも同じである。試合前の勝点で引き分け以上で残留という状況ではあったが、引き分ける考えは捨てて試合に臨んだ。立ち上がりは前線からのプレスが効き、相手に自由を与えず試合を運ぶ事ができた。28分ドリブルの仕掛けから松井がpkを獲得し先制する。ハーフタイムには左サイドからもバランスよく攻める事。相手は2点が必要な状況なので、こちらは辛抱強く冷静に戦う事を確認して後半をむかえた。49分背後への抜け出しから野口が決め2-0となる。この得点により、相手は攻撃のテンポが上がり、逆に就実は多少受け身になりゴールに迫られる場面が増えた。この状況を踏まえ、60分過ぎから大賀を投入し、5バック1-5-4-1に変更し最終ラインで跳ね返せるシステムとした。74分2ライン間のバイタルエリアにクサビ通され、走り込んだ相手に決められ2-1となる。しかし、残りの16分間は交代メンバーも含めた全員が時間帯と点数を考えたプレーを選択し、試合終了をむかえた。
3年生が残してくれたプリンスリーグで戦う権利を後輩たちが活かせるかは今日からの意識次第である。
最後になりましたが、暑い日も寒い日も応援に駆けつけてくださった保護者の方々、応援には来れなくても陰ながら就実高校サッカー部にご理解ご協力を頂いた保護者の方々にスタッフ一同感謝しております。ありがとうございました。(須田)