U12 JFA第45回U-12全日本サッカー選手権神戸市予選 準決勝、3位決定戦 Bチーム 遠藤
■2021年10月30日(土)
■KFP岩岡グランド
■20分ハーフ×2試合
【準決勝】
vs新多聞SC
1−2(前半0−1)
【3位決定戦】
vs有野SC
1−1(前半0−0)
PK1−3
49チーム中、第4位。
笛の音が聞こえた瞬間、ピッチに崩れる選手たち。
それだけ想いを込めて最後まで闘ってくれたのだと思います。
このチームが出来てから、今日まで本当に意見のぶつけ合いをしましたね。
それは交換なんていう言葉ではぬるいほど、本音のぶつけ合い。
チームとしてまとまるのかどうか?そんな不安すらも感じながらだったと思います。
所属するリーグチームも異なり、これまでに培ってきたスタイルや取り組んでいた意識も開きがある。
そんな状況からスタートしたみんなが今日の日を迎える事がまずどれだけ険しく困難な道であったか。それでもみんなのぶつけ合いを遮ることなく、ぶつけ合わせました。
ピッチの中で信じられるのは自分だけでなく、共に闘う仲間であり、ベンチにいる選手であるから。
その関係を固く強いモノにするためには時間を惜しまず妥協なく…。。
そんな自分の想いに常に応えてくれるみんなは試合を重ねる毎に、日が経つ毎に目に見えてハッキリと成長してくれました。
迎えた全日では毎試合、、本当に試合毎にチームのコンディションが異なる状況。こんなにも総力戦となった全日は初めてです。
だからこそ、全員に自分のやり切ったことを語れる試合があり、チームとしての厚みも勝負強さも身につきました。
どんなに苦しい瞬間でもチーム一丸闘いぬき、今日も2点ビハインドの中最後まで攻撃に臨みゴールを奪えたことも強さの現れだと思います。
今日準決勝に敗れ、県大会出場への切符が掴みとれなかったみんな。
どのような言葉をかけようか、どうすればみんながまた前を向き挑戦する心となるのか…、、
そんな私の考えも吹き飛ぶぐらいみんなの言葉は、表情はしっかりと先を見据えていましたね。
勝負にこだわる。
その揺るがないモノをもちつつも、しっかりとこの全日を発表の場でありながらも成長の舞台としていたのだなと。心からみんなを誇らしく思った瞬間でした。
出来た事、出来なかった事。
今のチカラを謙虚に見つめ直し、次に繋げていく。
きっとみんななら今日の悔しさが5年後、10年後に笑顔で語れるようなこれからの日々の努力へのスタートに変えられますね。
保護者の皆さん。
センアーノ神戸ジュニアの武器であり誇りでもある選手、保護者、スタッフの三位一体が、このコロナ禍の中でも変わらず築き支えあえた事、選手たちの大きな大きなチカラとなりました。
チームとしてまだチグハグな時期でも、顔を合わせれば笑顔で温かい言葉をかけてくださる皆さんに私も支えられ、最後まで成長に向けて関わらせていただけました。
どうか沢山頑張りを褒めてあげてください。
本当にありがとうございました。
みんな、今日はゆっくり心と身体を休めてください。
そしてまた明日から足りなかったモノと向き合い、自分の武器を磨く日々を過ごしていきましょう!
お疲れさま。
感動をありがとう。
【 2021/10/30 更新】