NPO法人日本スポーツ夢クラブ
センアーノ神戸
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ジュニアユース
U13ソラりんくうフェス最終日 淺海・小菊・岡本
◾️2025年12月27日(土)
◾️桃源郷運動公園
◾️20分×3本、25分×2本
vsアグア姫路
0−0、0−0、0−0
vsゼッセル熊取
0−1、0−2
◾️いずみスポーツヴィレッジ
◾️25分×6本
vsゼッセル熊取
3−0、1−0
vsクレアーレ甲賀
1−1、1−1
vs芦屋学園
3−0、0−1

◾️合宿を終えて、3日間でチームとして変化と収穫がありました。

まず何より、1日目と比べて発信とコミュニケーションの量が増えたことが一番の成長です。声が出ることで守備の連動が良くなり、奪いどころでの迫力も明らかに上がりました。2度追い・3度追い、スライド、プレスバックといったハードワークの基準をもう一段階引き上げる意識を共有できたことが、チームの雰囲気と強度を変えたと思います。一方で、うまくいっていない時間帯ほど発信が少なくなる課題も残りました。発信する選手の役割を決めたことで改善の兆しは見えたので、今後は苦しい時こそ自分たちで声を出し続けられる集団にしていきます。

攻撃面では、縦パスを常に伺いながらゴールへ侵入する意識を持てたことで、ゴールまでのイメージを共有できる場面が増えました。同サイドだけでなく対角(逆サイド)も意識して「反対を見た上で選択する」判断が増え、駆け引きや崩しの幅が広がったのも収穫です。特に、突破をさせたい選手に、突破できる形をチームとして作れたことは合宿の大きな成果です。

さらに良かったのは、相手が前から来る状況でも慌てず、前線のFWが相手と1対1になった瞬間にシンプルに背後のスペースへ走らせる選択ができたことです。相手の出方を見て長と短を使い分けられたことは、得点力を高める上で非常に前向きな要素だと感じています。

そして今回もう一つ、強く評価したいのは、選手たちが「良い失敗」を増やせたことです。事前に状況を確認し、狙いを持って選択した上でのチャレンジ。その結果としての失敗は、次の成長に直結します。うまくいかなかった場面も、判断と勇気を持ってトライできたこと自体をしっかり認め、次につなげていきたいと思います。

もちろん、攻撃のスイッチが入った瞬間のスプリントや迫力、最後の質にはまだ改善の余地があります。ですが、少しの意識と共有でここまで変われることを証明できた合宿でした。次はトレーニングで質をさらに上げ、「言われてやる」ではなく「自らやっている」状態を目指して積み重ねていきます。年明けも良いスタートを切れるよう、オフ期間のセルフメンテナンスにもこだわってほしいと思います。

最後になりますが、保護者の皆様にはこの一年の活動にご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。皆様の温かいご支援のおかげで、選手たちは日々頑張ることができています。食事面などでは昨今のお米の価格高騰等でご負担をおかけする場面もあるかと思いますが、引き続きご協力のほどよろしくお願い申し上げます。本年もありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 
【 2025/12/27 更新】
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