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選手達が一生懸命にグランド整備を進めてくれたお陰で、良いグランドコンディション中で、日頃よりお世話になっている高橋さん率いる上尾SCさんと戦わせて頂きました。

前回戦わせて頂いた際には、前半で同じような展開から、失点を喫してしまった事。
チャンスを決めきれない事等々、多くの課題と反省点が残るゲームでした。

今日は幸運ながらも、前半のうちにゴールへの積極的な仕掛けから得られたセットプレーを経て先制する事が出来た事は良かったと思います。
上尾SCさんの巧みなゲームプランに対しても、粘り強く対応し、尚且つ高い集中力と協調性をもって、上尾SCさんの攻撃の基点に対応できた前半でした。

後半になると、形勢が一転し守備に費やす時間が長くなり、消極的なプレーから再三に渡るCKを献上し、防戦一方となる時間帯も長かったのですが、最後まで粘り強く・諦めず・ひたむきに戦えた姿勢には今夏を経て【俺らはこれだけやって来た!!!】と言う強い思いと拘りが伝わって来て、一回りも二回り逞しくなった姿を垣間見る事が出来た事は、ゲームの結果よりも我々スタッフにおいては、本当に大きな収穫になりました。

ベンチで戦況を見守るメンバーもスタッフからの「いつでも、どの状況でピッチに入ってもすぐに対応できるように準備しよう!!」と言うメッセージに敏感に反応してくれて、W-Upに関しても非常に意識を高く、意欲的に準備を進める事が出来たと思います。

ピッチで戦う選手もW-Upで自分の準備を進める選手も共に足を止める事無く、何度も何度もスプリントを繰り返せるように変貌している姿は頼もしさと逞しさを実感する事が出来ましたし、今後のさらなる成長が本当に楽しみでもあります。

また、今日は彼等がこれまで課題としていた「サッカー以外の事」に関しても、グランド準備の段階から大きな成長を感じる事が出来ました。 これまでは公式戦の会場準備も「誰かがやるだろ・・・」と言う雰囲気が少なからずあり、手の空く選手が他の選手を気遣う事ができず、度々怒られていたりしましたが、今日は全員の手が常に止まる事無く、グランドコンディションの復旧と会場設営に力を貸してくれて、雨上がりにも関わらす「良い状態」でお越し頂いたクラブの皆さんにプレーして貰えた事は、2ヶ月前の「終わりのグランド整備を人任せにして怒られた選手達」とは全く違う光景でした。

Jrユース年代の公式戦も残り僅かとなって来ていますが、一人ひとりの選手が、受験勉強と並行しつつ意欲と意識を持って大好きなサッカーに取り組んでいる事はとても価値のある貴重な経験となっていることでしょう。

本日対戦して頂きました上尾SCの選手・スタッフの皆さん、価値ある経験と素晴らしいゲームを経験させて頂きまして、誠にありがとうございましたm(_ _)m

また、公式戦後のTRMのお相手をして頂きました杵渕さん・小堀さん率いJOGADORの選手・スタッフの皆さん、最後の片付けまでもお手伝い頂きまして、大変お世話になりました。

両クラブ共に今後とも何卒ご交流を賜りますよう、お願い致します。

最後に保護者の皆様方におかれましても大変ご多忙な中にも関わらず、会場へと足を運んで頂き、熱い声援で選手達の背中を力強く押して頂きまして、誠にありがとうございました。