拓殖大学 | 1−2 | 明治大学 |
0 | 前半 | 0 |
1 | 後半 | 2 |
【得点】 | ||
拓殖大学 明治大学 明治大学 |
54分 60分 76分 |
山中麗央(長峰祐斗) 櫻井風我(佐藤恵允) 太田龍之介(木村卓斗) |
関東リーグ第2節明治大学戦は山中麗央(市立長野高校・4年)の左足ボレーで先制点を奪うものの60分、76分と失点を許し1-2の敗戦となりました。 ご声援ありがとうございました。 前節からは加藤悠馬(神戸U-18・2年)を新たに起用し関東1部2連覇中の明治大学に挑みました。また加藤はリーグ戦初スタメンとなりました。 明治大学は個々の能力が高い選手が多く、それを生かした堅い守備とスピードのある突破が特徴のチームでした。 特に立ち上がりは相手の強力なストライカーの突破に苦しめられたシーンもありましたが、高麗稜太(西武台高校・3年)を中心に相手の選択肢を少しずつ奪っていく粘り強い対応で得点を許しません。 15分〜20分以降は徐々に落ち着きを取り戻し、相手を敵陣に釘付けにしながらテンポ良くボールを動かし、相手の隙を見逃さずに次々とパスを差し込んでいく攻撃を続けていきます。 加藤の仕掛け、山中のランニング、浅倉廉(静岡学園高校・2年)のドリブルは間違いなく攻撃のキーポイントとなりました。 ただし2列目の選手がアイディア豊富に攻撃を操る裏には、前線で田中幸大(東海大学付属甲府高校・4年)が相手CB2枚を相手に収めて起点になっていたこと、小川開世(東京武蔵野シティU-18・3年)や山下諒時(仙台Y・3年)の味方・相手・スペースをよく観た長短の配給があったことは忘れてはいけません。 良い形で中盤を突破する回数は今節も多く、相手ペナルティエリアに侵入するも最後のところの精度、パワーが足りず前半はスコアレスで折り返します。 後半も立ち上がりから高い集中力でゲームに入り、前半から引き続いて優勢で試合を進めていくとついに待望の瞬間が。 54分、長峰祐斗(埼玉平成高校・4年)と加藤のコンビで左サイドを突破し長峰がクロスを上げると中央で山中がダイレクトで左足を振り抜き先制点を奪います。 先制後は明大もギアを上げたかのように一層スピード感のある攻撃を仕掛けるようになり、少し劣勢となりますがチーム全体は高い集中を持ち続けていきました。 しかし60分、中央を豪快に突破され失点を許すとさらに明大はシステム変更により3トップへ。前に複数人を攻め残すような布陣をとられるとスピードとパワーのある突破に苦しめられ76分、ついに逆転を許してしまいます。 また相手が3バックになり、前半よりも一層中央を固められたことにより早大戦同様、最後のエリアに入っていくことが難しくなりました。 拓大サッカー部は、リーグ戦デビューとなった宮本康生(三菱養和SC・Y・3年)など次々と攻撃的な選手を投入し、1点を奪いにいきますが、そこはさすがの明大。最後のところを割って入っていくことができず得点を奪うことができません。そして試合は1-2の悔しい逆転負けとなりました。 昨シーズンの2位早大、1位明大との開幕2試合はどちらも手応えはあるものの結果を掴めないという悔しい結果で終わりました。 次節は2週間後に駒大との対戦、そこから中2日の3連戦となります。 1部リーグで勝点を奪うためには何が必要なのだろうか。今のサッカーをやり続けていくことで結果は必ず見えてくるという強い信念を持ちながらも、更なるチーム力と個人の成長は必須で、これはこの180分間ピッチに立った選手だけでなく、スタンド見ていた選手、下のチームでもがいてる選手、全員が対象です。 もっと成長のスピードを上げるために、気持ち良いところで満足することなくさらに自分の身体、技術、メンタルを鍛え続ける努力を積み重ねていこう。 そして今までよりももっと細かい局面にこだわりを持って取り組んでいこう。 拓大サッカー部の選手たちにあと少しの自信を持たせてあげることができれば、1部の強豪大学にも勝利を奪っていくことができると思います。 そのためにまた日々のトレーニングに励んでいきたいと思います。 今節も沢山のご声援ありがとうございました。次節以降2試合は無観客での開催となりますが配信を通してサポートをお願いします。また5/1の順大戦はぜひ会場でお会いしましょう! NEXT 第3節 4月25日(日) 11時30分KO vs駒澤大学 会場非公開 |