拓殖大学 | 2−2 | 中央学院大学 |
0 | 前半 | 1 |
2 | 後半 | 1 |
3 | PK | 4 |
【得点】 | ||
中央学院大学 中央学院大学 拓殖大学 拓殖大学 |
30分 81分 87分 90+7分 |
佐々木 大羅(高橋 永人) 小柳 陸 山下 諒時:PK 稲木 蒼史 |
━━━【Match Report】━━━ 今年の始動日に掲げた目標の全国大会出場。その目標を目指し挑んだ「アミノバイタル®︎」カップ2022。 結果は、延長PKまでもつれ込み2-2(3-4)の敗戦を喫した。 GKの高原優(4年/水戸啓明高校)、SBの竹田航進(1年/浜松開誠館高校)が公式戦デビューを飾った。 高原は、1vs1に圧倒的な強さを誇り、得点を許さない。竹田は、両足で正確なキックを蹴る事ができる。 試合は、前半から拓大がボールを持つ時間が続くが、良い形でシュートまで持っていく事ができない。 30分試合は動く。相手の何気ないロングボールの処理を誤り。CKを与える。そのCKから佐々木 大羅(中央学院大学)が頭で合わせ失点。 失点を許した拓大だが、やるサッカーは変わらない。前半は0-1のまま終わる。 後半から拓大は動く。 MF下口竜空(3年/国際学院高校)に変わり、縦への突破力や多彩アイディアを持つ酒匂駿太(2年/帝京長岡高校)を投入する。 後半からは、相手の裏へのボールを増やし、よりPA内に近い所でプレーしようと試みる。次第に、いつもの攻撃のリズムが生まれ、相手のゴールを脅かすシーンが増える。 しかし、中々得点を奪う事ができない。 そんな中、76分に三浦敏邦が侮辱的発言をしたという事からレッドカードで退場を命じられる。 2点ビハインドで残り15分を10人で戦わなくてはいけない状況になってしまった。 10人となった拓大は、79分に竹田に変わり、FWの稲木蒼史(2年/西武台高校)、83分に深代陸(4年/西武台高校)、照井佑亮(2年/横浜創英高校)を投入する。 すると、86分に深代があげたクロスボールに酒匂が合わせようとするが、酒匂の顔面に相手の足が当たり、PKを獲得。 そのPKを87分にキャプテン山下諒時(4年/仙台Y)が冷静に決め、1-2となる。 拓大はその後も怒涛の攻めを見せるも中々ゴールを奪えない。 試合は90分を回り、アディショナルタイムへと突入する。 三浦の退場もあり、掲示された時間は8分。 酒匂や深代、稲木を中心に果敢に攻め上がる。 試合終了も見てきた90分+7分試合は動く。関根が上げたクロスボールを深代が頭で合わせるもキーパーに弾かれる。しかし、そのルーズボールを稲木が頭で合わせ、同点に追いつく。 このまま試合は終了し、延長戦へともつれ込む。 多くの選手が足を攣る中相手の攻撃を10人で守り、延長戦を終える。 110分で決着は着かず、PK戦へと突入する。 先攻の中院大、後攻の拓大共に1人目を冷静に決める。 続く2人目は、中院大は2人目もきめ、後攻の拓大、深代がゴール左上を狙うも相手キーパーに弾かれる。 中院大は、3人目も決め、拓大は追い込まれる展開になる。 拓大、3人目を獲得した酒匂。左下を狙うも相手キーパーに又もやセーブされる。 次、中院大に決められると勝利を許す展開。 ここで高原が意地を見せる。 中院大、5番が右隅を狙うも、高原が意地の好セーブを見せる。4人目拓大、木村が落ち着いてPKを沈める。 5人目決められると、勝利となる中院大。何としてでも止めたい拓大。 5人目中院大10番が真ん中へのシュートを放つも、高原が左手一本で危機を救う。 拓大5人目は、PK職人・山下。山下が右隅に落ち着いて決めて、PK戦はサドンデスへと持ち運ばれた。 6人目中院大。14番が左隅に落ち着いて決め、中院大が有利な展開となる。 続くと拓大の6人目は、安定したプレーを見せていた、照井。 弾丸シュートを放つも、バーに嫌われ試合終了。 PK戦の結果2-2(3-4)で夏の全国への道は閉ざされた。 拓殖大学は、冬にインカレに必ず出場し、この悔しさを晴らしたい。 YouTubeでの配信等で応援してくださった皆様、ありがとうございました。 4週間後に始まる後期では拓大旋風を巻き起こします。 これからもご声援よろしくお願いいたします。 ━━━【Match Photos】━━━ 1枚目:集合写真 2枚目:何度もピンチを救い、足元の技術の高さも魅せた高原優(4年/水戸啓明高校) 3枚目:5節の筑波戦以来となるCBでコンビを組んだ、ゴジラこと岸本駿朔(4年/市立船橋高校)と山下諒時(4年/仙台Y) 4枚目:公式戦初出場の竹田航進(1年/浜松開誠館高校) 5枚目:途中出場で、同点ゴールを生んだ稲木蒼史(2年/西武台高校) |