最近はどのカテゴリーにおいてもトレーニングを全体的に眺めて、観察をする。
時には俯瞰して上からトレーニングを見ることがある。
試合を上から観てポジショニングなどを確認することよりも色々な角度や距離を縮めてトレーニングを観ていると、トレーニングそのものの色、例えば熱く闘っているなら真っ赤であり、コーチの戦術に関する話を聞いている時は澄んだ水色に見える。
グループ戦術のトレーニングの時に、あるグループは和かにオレンジ色のように、また空気の密度は引き締まる事はなく空気も薄く感じる。
対人のトレーニングの時にバチバチとやり合い骨のぶつかる様な感じのトレーニングを見ていると、赤の中に激しい紫の色を見ているようだし、空気感も濃く引き締まった密度を感じる。
出来れば色に例える様に選手個々が色と密度を作ったり感じたりできる様になれば中味の濃いトレーニングができる様になると思う。
動きの質
ゲームの中では歩く事もある。ジョギングする事もある。スプリントする事もある。
しかしながらすべての動きには意味がある。
歩きながらポジションをコーチングをする。ポジションを戻しながらコーチングをする。
ジョギングというかゆっくりと走りながら相手を動かす。
意図を持って動きながらスペースを作る。
相手を引き連れて味方の動きを手助けるる。
ゴールを目指してスプリントをする。
プレスバックの為にスプリントをする。
全ての動きには意味がある。
どのような動きにも質を求めて動く必要がある。
その為にはトレーニングの中から動きの質を改善する頭を持たなくてはならない。
アイツのボールタッチ独特だよね。
アイツのシュートのタイミングってキーパーワンテンポ遅れるよね。
アイツのパス、あんな所を見てるんだ。
アイツめっちゃ速いよね。縦に行かせたら止められないよね。
アイツ、ボール持つ姿勢が良いよね。
アイツ危険察知能力高いよね、インターセプト上手いよね。
アイツ身体強いね。
アイツのヘディング滞空時間長いよね。
これらは全てJr、Jrユース、ユース年代で交わされる会話であり、時にはアイツ天才だよねとか才能あるなとか、言われた選手である子供がいつのまにか競技サッカーからいなくなってしまう現実を多々見てきた。
確かに才能は存在する。
存在はするが、その才能を最大限に活かすには継続と努力が必要。
特にサッカーという競技は不確定要素が多い競技である。
チームの意思統一も必要、協調性も必要、ある意味のわがままも必要。
才能のある選手だけがサッカー選手になっているわけでは無い。ボールを蹴り始めてから数々の指導者の言う事を健気に聞いて来た選手が現在の上手いよね一という選手達。
大多数が才能と努力の継続をして来た選手である。
稀有な才能を持っていたとしても聞く耳を持たなかったり、努力の継続が出来ない選手は遅かれ早かれ上位の競技サッカー界からはいなくなる確率が高い。
よって努力の継続が最高の才能では無いだろうか。
育成年代(最終は大学生)であろうが、プロであろうがアスリートを目指す人間は、ある意味完璧を目指さないと上達速度が早くならない。
チームスポーツであれば中途半端は決してチームの為にもならない。
挨拶もしっかりでき、その挨拶も状況に応じて種類を分ける。
監督やコーチの話は徹底して聞く。
トレーニングは常に100%で臨み、リラックスや休養はしっかり取る。
身体に入るもの食事など栄養にも気を使う。
チームメイトや相手や審判へのリスペクトなどなど。
できれば育成年代に完璧に出来なくても、完璧を意識して行動することで、必ずや失敗が訪れる。
この失敗こそ成長曲線を上げることになる。
完璧は難しいが、意識させる事はできるはず。
頑張って言い続けよう。