沢山の育成年代の指導をしていると、色々感ずることがあり過ぎてまとめられなくなることがある。小学生から大学生まで見てきて、カテゴリー(年代)が上がれば上がるほど、気になることがある。
この選手もったいないよね。
観察していると技術ではなく、何で真面目なプレーが継続できないんだろう?何でそこでプレーをやめちゃうの?というプレーそのものではなく、プレーに対するいい意味での熱心さや直向きさに欠ける選手は実に多い。
その次にもったいないよねという選手は、素晴らしいストロングポイントがあるのにもかかわらず、それを生かし切れていない。例えば、縦に速いスピードを持つ選手が、いつも最後にスピードを止めてしまい、囲まれてボールロストしてしまうとか、最後に切り返して縦に突破したのにゴール前に相手の人数が増える状況を作ったり、多少レベルの差がある対戦相手になると、真面目にやれなかったり、その様な選手を見ると本当にもったいないなと思ってしまう。
背の高い選手がハイボールを競ることなく、フィフティボールを拾おうとするとか。
技術も時間をかけて身につくものである。時間をかけさえすれば個人技術は身につく可能性は大きい。しかしながら考え方や取り組み方などは、時間をかけても意識しない限り身につかない。残念ながら一番大事な事がそこにあることが理解できないのだろうか?
もったいないことこの上ない。
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