名古屋産業大学サッカー部 オフィシャルサイト

小崎塾 〜『 KY 』〜

KYとは最近では「空気を読め」のKYで使われることが多いが、本来は「危険予知」のことである。

 
私は30年近くの社会人(サラリーマン)時代に、営業としてある大会社の担当として各地の製造工場を色々回らせてもらった。
 
その関係の方々とコミュニケーションをとるため、様々なイベントや講習に参加させて頂き、その中で結構得意とした分野が、危険予知の講習であった。
 
工場内の何気無い場所の絵が1枚出されて、この絵の中からどんな危険が潜んでいるか探して下さいというもの。週刊誌で見る間違い探しの要領で危険探しをするものだが、工場の従業員を差し置いて、ほとんどの問題をほぼ一番で探し当てていたものである。
 
それはサッカーにおいても非常に役にたっている。
サッカーシーンの中で、「あの選手は危険察知能力が高いよね」ということはよく聞く話である。
 
これからすると、このような予知は能力でもある。
しかし、社会でもこのような講習がある以上、経験と勉強によって身につくことであることは間違いない事実である。
 
私の座右の銘である[予測と配慮]もこの講習と経験から出たものである。
 
最近のテレビ関係では、空気を読めない人に対してKYを使う場面が多い。
ただ空気を読むのも経験と失敗しながら勉強することで空気を読めるようになるのである。
どちらの「KY」も大事。
 
我々サッカー関係者は、組織であるチーム、また、選手個人に対してどんな危険があるのか、試合の中でどこに危険があるのか、常に予測して対策を考えておかなくてはいけないと感じる。
これは、日々の生活の中で意識することによっても培われるものである
小崎 峰利
2019/06/28 13:13
小崎塾 〜指導理念〜
小崎塾
指導理念

大学生は育成年代最後の期間。
学ぶことの最終復習期間であり、この先の長い社会人生への予習と位置付ける。

社会に出て先ずもって一般的な常識を理解した上で実行出来るか。
挨拶に始まり、時間に敏感であり、誠実に物事に取り組み、また親や家族を大事にし、チームメイトをリスペクトできるような精神を、サッカーというスポーツの中で、また我々のチームの中で育んでいくことを基本とする。

この先訪れる社会に向けて、私は名産サッカー部において疑似社会を作り、真面目にサッカーに取り組ませることで、しっかりとした大人にさせて社会に送り出すことを最大の目的とする。

名産サッカー部テーマ
『品格を持って大人と為す』

小崎 座右の銘
『予測と配慮』
2019/06/25 16:04
1
Copyright©NSU FOOTBALL CLUB. All Rights Reserved.