第6回 「手紙 〜拝啓二十二の君へ〜」 竹村 史明
拝啓、この手紙、読んでいるあなたは、どこで何をしているのだろう。20の僕には、誰にも話せない悩みの種があるんです。
こんにちは。中央大学サッカー部イケメンランキング8位の竹村史明です。私には、悩みの種があります。22のあなたは、
どこで何をしているのだろうか?
サッカー選手になれるのだろうか?
どんな仕事についているのだろうか?
COVID -19により、毎日不安な生活が続いていると思います。私も、外でサッカーができない日が来るなんて思ってもいませんでした。サッカーができなくなって、自分と向き合う時間が増えました。その時間で感じたことは、「今何をすべきなのか」ということです。結論から言うと、「好きなことを全力でする。今を全力で生きる。」ということです。
ちょっと抽象的すぎるので、もう少し具体的に話したいと思います。私が大学3年間で、頑張ったことはなんだろうと考えました。それは、サッカーでした。なぜ、頑張れたかを考えるとサッカーが好きだったからです。「好き」という感情は不思議な力を持っていると思います。例えば、読書やドラマを見ていると、いつの間にか夜になっていたという経験や、サッカーしてたらいつの間にか夜になっていた経験はないでしょうか?それは時間を忘れてそのことに熱中してしまった。つまり、好きなことは疲れないということです。疲れないということは、自然と物事が上手になります。好きこそ物の上手なれってよくいいますよね!「あー、これ好きだなぁ」とぼんやり思ったことは必ず自分の本心、心の声だと思います。この心の声に従うべきです。そこに考える、悩むといったブレーキは必要ないと思います。
しかし、この自粛期間でもサッカーしかせずに毎日を過ごすのは少しもったいないと思います。何か能力(資産)を習得しなければこれからの人生楽しくないと個人的に思います。
そこで私は、サッカー以外の好きなことを積極的に取り入れることを意識して生活しています。それが人生を豊かにする資産になると考えます。私は、英語が好きなので英語を勉強しています。スケボーやタイピング、麻雀、リフティング、料理も好きになってきたので、夢中で練習しています。
私は、サッカーが大好きで、毎日夢中になって練習していたおかげで、大学に進学でき、多くの人々とつながることができました。つまり、熱中したり、夢中になることで、何か行動を起こせたり、つながりができたり、新たな発見があると信じています。
まだ自粛期間が続くと予想されます。部活動再開後は、チーム一丸となって日本一の集団になりましょう。
拝啓、この手紙、読んでいるあなたが幸せなことを願います。
2020/05/03 16:48