第25回 「大好きやから」 坪井 湧也
お久しぶりです。部員ブログを担当させて頂くことになった商学部3年の坪井湧也です。今回で2回目の部員ブログです。
最後まで読んで頂けると幸いです。
もう気付けば大学生活の半分が過ぎ、さらに3年目の半分も終わろうとしています。なんかあっという間ですよね。
皆さんには何かをしている時、「あ、もうこんな時間や!」といった経験はありますか?
多分全員があると答えると思います。勉強、ゲーム、習い事、趣味など…色々なことで時間を忘れる瞬間を今までで一回は経験したと思います。
じゃあなぜ時間は早く感じたり、遅く感じたりするのでしょうか。同じ1秒、同じ1分、同じ1時間なのに。
多分、科学的には色々な専門用語を使って説明できるのでしょうが、自分はそんな事は分からないので単刀直入にいいます。
『大好きやから』
こんな事はみんなが知っている事だと思います。でもなぜかこの仕組みについては具体的には分かりません。大好きな事は一瞬のように感じてしまいますよね。
僕の場合、それがサッカーでした。
この自粛期間中も、家の近くの公園でボールを蹴っていたのですが、朝からボールを蹴り始めてから平気でお昼を過ぎて、お腹が空いてきてやっと「あ、もうお昼か。」ということが何度もありました。これは自粛期間中だけでなく、サッカーを始めてからずっと経験してきた感覚です。
僕は、この時間の感覚を言葉ではうまく説明できません。あえて言葉にするなら、大好きなことに取り組んでいる時、人は周りが見えてないということだと思います。
たまたま幼い頃に観に行ったプロサッカーの試合のスタジアムに入った瞬間のあの感覚が忘れられなくて、サッカー選手という職業に憧れて、十数年間サッカーだけをしてきましたが、その間、サッカーが出来なくなくなるといったことは一度も無く、いつも僕の頭と生活の中にはサッカーがありました。
このコロナウイルス蔓延による自粛期間で、自分にとってサッカーは
『周りが見えなくなるくらい大好きなこと』
だと改めて感じました。
そして、当たり前のように思っていたチームでの練習は
『大好きなことを大好きな仲間たちと思い切り出来る場所、時間』
であり、サッカーが出来ることが
『本当に幸せなこと』
だと感じました。
ありきたりな言葉かもしれませんが、これ以上もこれ以下もなく、僕にとってはこれが全てだと思っています。
今回の自粛期間に感じた気持ちを忘れず、サッカーが出来ることに感謝して、チームとしても個人としても成長していきたいと思います。
今年の終わりには、自粛期間がプラスになったと言える1年にしたいです。
だらだらと長い文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました!
2020/06/16 21:56