第59回 「当たり前のありがたさ」 芳山 詩恩
こんにちは。今回部員ブログを担当させていただく1年の芳山詩恩です。拙い文章ですが最後まで読んでいただけると幸いです。
いきなりですが、皆さんは当たり前だと思っていることに感謝をしていますか?いきなりこのように言われても、感謝しているにきまってると言う人がいると思います。私は幼い頃から当たり前だと思っていることに感謝しろと親に言われてきたので、ずっと当たり前のありがたさは理解しているつもりでいました。しかし、本当に当たり前のありがたさを身に染みて感じる経験を去年の10月頃にしました。それは右膝を怪我してしまい手術するという経験です。
まずは、普通に生活できることのありがたさです。手術後の最初の方は車椅子生活、病院のベッドに1人で上がることやシャワーを浴びることに苦労し、着替えるのもとても時間がかかりました。退院しても普段通りに生活できませんでした。手術後は自分の足が自分のものではないなんとも言えない気持ち悪い感覚でした。この足が本当に元のようになるのかと思う時もありました。このように今まで当たり前のように生活できていたことが当たり前ではなくなり、当たり前に生活できること、何より普通に歩けることは幸せなことだと強く感じました。
2つ目は、友達や親という存在のありがたさです。入院していた期間は本当にありがたいことに、ほぼ毎日友達と親がお見舞いに来てくれました。友達はテスト中にもかかわらず来てくれていろいろな話をしてくれ、親も洗濯物を持って帰ったり食べ物などを毎日買ってきてくれました。退院しても友達は荷物などを持ってくれたり、親も家で生活のサポートをとてもしてくれました。この時私は本当に幸せものだと感じました。もちろん今までも、友達や親の存在に感謝をしていましが、この経験により更に、友達や親の存在のありがたさに気づくことができました。
このようにいつもは当たり前だと思っていたことが当たり前ではなく、とてもありがたいことだと強く感じました。
そして最後に、サッカーできることも当たり前ではありません。今サッカーをできていることに幸せを感じ、感謝をし、今後も全力でプレーします!
2020/11/25 21:40