部員ブログを担当させていただくことになりました。3年商学部の井澤佳吾です。
今回は自分がTwitter上でみつけた記事がとてもおもしろいと思ったので、それを軸に話を進めていきたいと思います。実際の記事のURLが
https://diamond.jp/articles/-/126282
となります。まずこちらを読んでいただくと理解しやすいと思います。簡単に説明するとメジャーリーグのレッドソックスやプレミアリーグのリバプールのオーナーを務めているFSGグループは自分たちの強みを徹底的に洗い出して、なにか新たなスキルを身に着けることなくレッドソックスの売り上げを6倍にも伸ばしたという話です。(リバプール関連のアカウントからこの記事は流れてきたのですが、残念ながらリバプールに関しては触れられていません)
僕がこの記事で一番大事だと思ったことは「自分の強みは何か」ということについてちゃんと理解することの大切さです。これがしっかりとできれば中大サッカー部としても個人としてももっとスケールの大きなことが可能になると思います。例えば来年のチーム作りにむけて学年ミーティングを重ねていますが、役職ごとの強みはなにかはっきりさせておけば、なにかやりたいプロジェクトにたいして、どこの役職の力が必要なのかということが明確になります。必要なら複数の役職を連携させてもいいでしょう。また、映像編集ができる、単純に面白いやつ、外部への人脈が広い、子供うけがいいなど誰が見てもすごいことや、あまり目立たないようなものでも、部員のもつスキルの組み合わせ次第で中大サッカー部という組織の大きな武器や魅力になり得るかもしれません。
僕たちにとって一番重要なピッチ上に関してもこの考えは持ち込めると思います。僕は去年まで自分が苦手なプレーをいかに克服するかに一番重点を置いてきました。なかなか試合に出ることができず苦い思いをたくさんしてきました。今期は逆に自分の得意なプレー・好きなプレーについて考える時間が増えました。ここまでのプレーに満足しているわけではありませんがそれでも自分にとって例年とは違うシーズンを過ごせていると思います。それは自分がピッチに入った時に苦手なことよりも、できること、プラスになることが頭の中で整理できるようになったからだと思います。苦手なことを克服するよう努めることは大切だし絶対必要です。しかしその間も時間は流れていくし、毎日のポジション争いや公式戦はやってきます。だったら現時点で自分が持っているものの中で優れているものはなにかを見つめなおしてそれを全面にだして戦っていく。その裏で自分に足りないものを補っていくというほうが気持ちも乗っていくし、いいんじゃないかなと思います。
これは最近の自分の考えを紹介したまでであってきっと人それぞれいろんなことを考えながら過ごしていると思います。ただ物事は視点によって見えてくるものも大きく変わるし要するに捉えようです。難しい場面に遭遇したとき、どうしても凝り固まった考えになりがちだし、なかなか好転しないかもしれません。中央大学サッカー部全体として結果がなかなか出ていない今だからこそ、自分たちがもっているもの(資産ともいえる)について見つめなおしてもらえたらな、と思います。僕が言いたいことの少しでも理解していただけたら幸いです。長々と読んでいただきありがとうございました