上級生としての姿
どうも謙です。
本格的な梅雨ですね。
そんななか昨日は久しぶりに夕方天気がもってくれたので
保育園のフットサルコートを借りて練習。
練習前には選手達に
「この時期は中止が多くなるから今日のような日を大切にしよう」
と声をかけて開始。
コート使用時間の都合もあり、最初の30分はコート横で体幹トレーニング。
身体的にきついトレーニングだからこそ
上級生を中心に盛り上げながら取り組んで欲しかったのですが・・・
最初の方はふざけて場を盛り上げてくれているのかなと思っていましたが
上級生の半分程度は
最後までおふざけが続いたまま。
スタッフが見ていない時に楽して笑い合っている。
本人たちは面白いのかもしれませんが
一生懸命頑張っていた下級生は
そんな上級生をどう見てたと思うかな?
一度そのような雰囲気になってしまうと
なかなか修正するのは難しい。
一生懸命笑顔で練習できる環境にはならないですね。
楽しむこととふざけること。
まだ区別ができていない選手がいます。
少し注意をしたあとはみんなでフットサル。
しかし、ここでも問題が。
チーム分けのためのビブスがない。
また練習が中断。
準備もできていない。
もうこの状況では上級生に練習する資格はありません。
ただ、こうなることはある程度予測できていたように思います。
それは毎回の練習後。
練習中は準備や片付けを率先してやってくれる上級生。
しかし、練習後には
ビブスや水筒やボールなど
必ずと言っていいほど誰かの忘れ物があります。
忘れ物がある度にスタッフが見つけて
「これ誰の?」と大きな声で選手達に声をかけます。
しかし、選手達の反応は
「違いまーす」ばかり。
自分のではないと分かったときに
返答もせず見て見ぬふりする選手もいます。
ビブスもそうです。
自分の順番じゃないからといって
置きっぱなしで知らないふり。
誰かが持って帰るだろう。
上級生の選手達、それでいいのかな?
もちろんスタッフは最後に確認するけど
全部コーチがしてあげないといけないのかな?
上級生として
下級生の見本となるような行動をとることって
大切なことだと思うんですよね。
周りを見て物が置いてあったら
声をかけるなり届けるなり
気を配って欲しい。
上級生にはその部分が足りていないです。
周りに目を向けて気を配れるようになれたら
サッカーでも学校でも家での生活でも
みんなに頼られるような人になれると思います。
アルマラッゾに入っているからには
そんな選手、そんな人として成長して欲しい。
サッカーの技術向上よりも大切なこと。
私たちスタッフが指導をする上で心掛けていることです。
サッカーを通して人としての成長。
今日は上級生としての姿について
話をさせていただきました。
2024/06/27 08:37