熱
どうも、謙です。
週末はヒラオカカップに参加。
大津高校出身の指導者が数多く集まるなか
大津高校と関係のない私は少しアウェイ・・・。
そんなことはどうでも良いのですが
県内の力のあるチームと切磋琢磨できる大会です。
もちろん参加するからには目標は優勝。
そして行われた初日のリーグ3試合。
チャンスは数多くありました。
しかし、3試合通して得点は1。
放ったシュートは尽くバーやポストに弾かれました。
シュートに技術は必要ですが
果たして技術だけの問題なのか?
その1本にどれだけ気持ちを乗せていたのか。
よくサッカー選手がインタビューで
「思い切って足を振り抜きました!」
と答えることがあります。
得点をとりたい!チームを救いたい!
そんな強い気持ちで足を振り抜き
その気持ちがボールに乗って
ゴールに吸い込まれていくのだと思います。
決めたい気持ちはあったでしょうが
その気持ちはどれだけ強かったかな?
リーグの後半になると
シュートが入らない焦りや恐怖から消極的になり
ゴールに近づく前にシュートを打ってしまう場面が増えました。
チャンスをものにできないゲームは
やはり集中力の切れたワンプレーで失点します。
最終的に初日は全敗。
2日目は下位トーナメントに進むことに。
下位トーナメントでは優勝できましたが
嬉しさは全くなく、悔しさのみが残る大会となりました。
この大会を通して、改めて気持ちの重要性を理解することができました。
今の6年生は良く言えば真面目。
ふざける選手もいなければ
悪いことをして怒られるようなことはありません。
試合中に相手選手と喧嘩になるようなこともない。
相手に何か言われてもちゃんと我慢します。
周りの選手と違う行動をとらないように
周囲に合わせて行動できます。
とても良いことですが、裏を返すと
状況を変えようと声を出す選手はいない。
ゲームが不利な状況になれば全員で沈んでいく。
おかしいと気付いていても伝えることはできない。
相手と喧嘩をするのは推奨できませんが
バチバチと戦う選手はいない。
何かあったら試合後に謝れば良いんです。
勝負事はそれだけ本気さが必要なんです。
6年生のプレー1つ1つに
気持ちが乗り切れていないなと実感できました。
技術を支えているのは気持ち。
気持ちの強さが大きな土台となり技術を支えています。
9月は気持ちの強化月間として
熱く熱く!
トレーニングへの取り組み方を見直して
少し涼しくなってきた今こそ
熱い集団に変化できるように頑張ろう!
2024/09/05 10:28