聖カタリナ大学サッカー部の神田篤志です。今回で最後のブログとなりました。まず初めに、末岡さん、鈴木先生、たかやさんを始め、サポートして下さった方々ありがとうございます。何を書こうかと考えるとこの4年間はとても濃い時間だったなと感じています。
自分は約15年サッカーしかしてなかったと思います。そんな自分が引退をし、サッカーを神田篤志という人物から除くと何が残るのだろうと思った時、おそらく何も残らないのかなと思うほどサッカー中心の人生でした。サッカーを通して仲間ができ、礼儀や挨拶の大切さなど色々学ぶこともできました。今回は大学生活で自分の印象に残っていることを話したいと思います。
大学2年生の時、韓国遠征に行きました。しかしその当時、日韓問題などもあり韓国の短期留学がなくなった友達がいたり、テレビや携帯を開けば韓国で日本人が暴行を受けたなど色々な情報が入ってきました。なので遠征も延期になるだろうなと思っていたけど、行くことになりました。その時同期のみんなとマジで行くのみたいな話をしたのを覚えています。いざ、実際に行ってみるとそんなことは無く、現地の方はものすごく歓迎してくれました。道を尋ねると丁寧に教えてくださり、お店に行くと色んなものをサービスしてくれたり…おもてなしの国でもある日本よりもおもてなしして下さり、とても有意義な韓国遠征になりました。その時思ったのは「百聞は一見に如かず」ということわざがあると思いますが、まさにその通りだなと。今はネットの発達で色んな情報をすぐ入手できる反面それを鵜呑みにしがちになります。ただそれはあくまで百ある内の一つの情報にすぎません。なのでそういう時は1歩立ち止まって冷静に考えないといけないなと身を持って学びました。そして誰に対しても優しく接することの温もりやありがたみも感じました。
そして末岡さんに言われて心に残っていることも書き留めておきます。サッカーはミスが当たり前のスポーツです。それは社会に出ても同じで、ミスをしないに越したことはないけれど、ミスをしてしまうのが人間です。そしてサッカーでもこれから社会に出る自分達もミスをしてはいけない環境でミスをします。それは仕方がないことで、ミスをした後の行動がその人の価値を測れる物差しにもなります。なので自分もそのことを心の片隅にでも留めておきたいなと思います。
さて、ここからは自分のことを少し話しながら後輩のみんなに伝えたいことを述べたいなと思います。
自分はサッカーが好きです。本を読むことも車のことや温泉に行くのも好きです。でも自分よりサッカーが上手い人はたくさんいるし、本や車についていろいろ知ってる訳でも無く自分より詳しくて好きな人は沢山います。でもそれを恥ずかしがることなどなく、堂々としてほしいです。好きな事に対して他者との比較など関係なく、それに一生懸命になることが大切だなと感じています。ある人はそんな一生懸命な自分を見て笑ったり馬鹿にしたりすることもあるけど、本当に恥ずかしいのは一生懸命な人を応援せず馬鹿にすることです。なのでみんなには他人を応援してあげれる人になってほしいなと思います。そして何か1つでも一生懸命やり切ってほしいと思います。
そして最後に同期のみんなと過ごせた4年間はとても充実したものになりました。ありがとう!この最高の思い出を肴にいつかみんなで美味しいお酒でも飲みましょう!
まとまりのない文にはなりましたが、今までありがとうございました!