大学生活がくれたもの 平井龍兵
ついにブログも最後となり、卒業を実感します。あー、さみしいです。。
今までのブログでは様々なことをネタにしてきましたが、この最後のブログでは僕のありのままの思いを少し語らせてもらおうと思います。
どうか最後までお付き合いください!(下の写真には1人神々しい人がいます。)
早速ですが、僕の大学生活を漢字一文字に表すと「恵」です。
それはなぜか。
僕は、サッカーのためにこの聖カタリナ大学を選びました。
初めは、慣れない環境やチーム状況にとても苦戦しました。
授業もなかなか身が入らずに、単位が全然取れなかったです。(笑)
この大学に入学して今まで当たり前だと思っていたことがそうじゃないことに気づけたり、たくさんの人と出会いや経験をすることができました。
この大学じゃなければ得られることのできなかった掛け替えのないものだと感じています。
例えば、学科を代表してラジオに出たり、基礎演習?の講義をしたり、Iリーグの監督を任せてもらったり、国体愛媛選抜のキャプテンをしたり・・・
他にもここには書ききれないくらいたくさんの経験ができました。
僕はこうして周りに恵まれ、たくさん機会を与えていただきました。
自分なりに工夫しながら機会を得る努力もしてきました。
人がやりたくないようなことには率先して取り組んできました。
その中で当然、失敗もたくさんしてきました。
僕は、挑戦に対して失敗はつきものだと思っています。
失敗をした時。ここが一番の成長できるポイントだと思っています。
僕は「自分年表」が人それぞれにあると説いています。
生まれてから命が尽きるまで、その日に何が起きるか、それを乗り越えてどうなるのかということが事細かく記された年表のことです。
年表の中では、定期的に困難に出くわすようになっています。
その困難とやらに出くわした時、僕はこう考えるようにしています。
「これは神様が与えてくれた成長できるチャンスだ。」と
試されているんだとも捉えています。ドMなんです。(笑)
でも、こう考えることでどの事象にも意味が生まれてきます。
たまに、これって自分の役に立つのかな?と思うような面倒なことが起こりますよね?
そんな時みなさんはどう対処していますか?
そのまま知らないフリをして見過ごしますか?何と無くこなしてみますか?
僕は、百聞は一見に如かず。「とりあえずやってみるか」これくらいのマインドで取り組んでみることにしています。
それを終えてからじゃないと、身になるか、身にならないのかは分かりません。
結果として身にならなかった。でもそれを気づけたことは大きな成長だと捉えていいと思います。身にならないとわかったことが身に付いたということです。
誰にでもチャンスは平等に転がっています。それは良い意味でも悪い意味でも言えます。
それを生かすも殺すも自分次第なのです。
大学生活を過ごす上で、より一層「感謝」の大切さにも気づくことができました。
何かしてもらったことに対して、感謝の気持ちを持つのはもちろん当然のことです。
では、大会やイベント、サッカー部の活動など、様々なことにおいて何かをするときには少なくとも複数の人間が絡み、その舞台が出来上がっていることは知っていますか?
表では見えない裏で活躍している人というのは最後まで日の目を浴びることなく終わってしまうことがあります。
自分たちが輝ける場所を提供してくれる為に、裏で汗をかいてくれている人は必ずいます。
これを知っていて感謝するよりほかはありません。
例えば、サッカー部で毎日芝のグランドが使えています。
でもこれって果たして当たり前なことですか?
何人の人間が裏で動いて、自分たちに最高の環境を提供してくれているか、知っていますか?
これを知って適当なことなんてできないはずです。この恩を無下になんてできないはずです。
そもそも、大学に進学してサッカーまでできていることさえも当たり前ではないのです。
贅沢すぎます。
こう考えさせてくれたこの大学生活には感謝しかありません。
この気持ちは絶対に忘れたくありません。
今までサッカーを通して平井龍兵という人間が形成されてきたと言っても過言ではありません。
サッカーを中心に生活してきました。
でもこれからは、サッカーのない、サッカーから切り離した「平井龍兵」として挑戦して行く決心をしました。
今まで恵まれていた分、新しい環境で苦労することもあると思いますが、どんな壁も乗り越えてみせます。
こんな僕をいろんな形でサポートしてくださったたくさんの方々。
本当にありがとうございました。この場をお借りして感謝申し上げます。
そして、聖カタリナ大学サッカー部を支援くださっている皆様には、とても感謝しております。まだまだ歴史の浅いこのサッカー部はこれからもっともっと大きくなると確信しています。
どうか今後とも変わらないご愛顧をいただきますよう、宜しくお願い致します。
そして、最後になりましたが4年間の苦楽をともにした同期のみんな。
本当に最高でした!ありがとう!
長々とまとまりのない文になってしまいましたが、これを僕の「最後のブログ」とさせていただきます。
聖カタリナ大学サッカー部、ありがとう!!
平井龍兵
2022/03/14 18:26