初めての海外遠征ということもあり、心を踊らせながら準備をしていたその時、隣人の先輩から一本の電話をもらい何かと思えば、「パスポートがない」という衝撃的な内容であった。急いで先輩の自宅に駆けつけ、一緒にパスポートを捜索することになった。無我夢中で探しているうちに時刻は深夜1時を迎えていた。その時の先輩の顔は心が病みきっている表情であった。そこから交番へ行き、落し物届けを出し、朝に連絡が来ることを願って祈ることになった。案の定連絡は来ず、先輩の韓国への道は閉ざされた。そして、自宅から空港に向かう時、窓から先輩が満面の笑みで韓国へ送り出してくれた。その思いを胸に韓国へ出発した。
そして、韓国に上陸し、日本と韓国の関係が悪化している最中なこともあり、恐怖と不安の気持ちでいっぱいであったが案外そんなこともなく、気にすることなく買い物など楽しむことができた。食べ物はほとんど辛く、辛いものは好きではあるが辛さのレベルが違い、一番口にあったのはロッテリアであった。
サッカーの面では韓国のプロチームとさせていただき球際の強さ、守備のとき人によせるスピードなど、一つ一つのプレーの質の違いを感じさせられた。また大学生のチームとも試合をし、自分たちの課題も多く見つかり良い刺激を受けることができた。プレーだけでなくオフザピッチでも、日焼け止めやストレッチなど良い準備ができていると感じた。
今回の韓国遠征では、違う文化や環境で生活することで日本の良さ韓国の良さ、色々な考え方を勉強することができた。多くの方のサポート、援助があって今回の遠征が成り立っていることに感謝し、この貴重な経験がこれからの人生にプラスになると思う。また機会があれば海外に行ってみたいと思った。
※先輩にはバターピーナッツを買ってきました。
2年岡崎友哉
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