産業能率大学サッカー部 公式サイト

Vol.19 『坊主も悪くない』 斎藤彰人 (4年)
【名前】斎藤彰人
【出身】実践学園高校
【ポジション】DF
【好きな芸能人】星野みなみ
【菊地大智 4年 (日本大学藤沢高校)から見た印象】
彰人は岩ちゃんに似てるし優しいし面白くて実は真面目ですが首を絞めるのが強いです。
それと私がこの大学に入学して1番最初に友達になった人です(多分)。最初は坊主で気合が入っていたが最近では髪を伸ばして浮かれています。恋でもしてるのでしょうか。もう4年生の最後なのでそろそろ頭から気合いを見せてくれるでしょう。
 

『坊主も悪くない』

産業能率大学サッカー部4年の斎藤彰人です。
今回初めてブログを書くので、読みにくい部分もあるかと思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

「何かを得るためには何かを捨てる必要がある」

元格闘家でK-1世界王者の魔裟斗さんが言っていた言葉です。
これまでの人生を振り返った時に、私は何かを得るために、それ相応の何かを捨てて来なかったと思いました。
「プロサッカー選手になる」という夢を叶えるために、死ぬほど努力をしてきたのか、遊びやゲームを我慢してサッカーに時間を費やしたのか、私はできていませんでした。他にも上げていったら切りがないです。
もしかしたら、周りを見回した時にできている人の方が少ないのかもしれません。
ですが、本当に夢があって、目標があって、叶えたいことがあるのなら、このくらいのことをしないと絶対に手にすることはできません。
私は大学4年になってようやくこのことに気がつきました。
普通に努力していたらプロサッカー選手になれるのではないかという、甘い自分もいました。
気がつくのが遅すぎて夢は遥か先のものになってしまいました。もしかしたら薄ら気づいていたのかなとも思います。
ですが、行動していなかったら意味がないですよね。
でも、夢を諦めたわけではありません。遅すぎたけれど、まだ可能性がゼロになったわけではないと思います。
これから、もう一度自分と向き合っていこうと決めました。
「プロサッカー選手になる」ために何かを犠牲にして努力していきます。
とは言ったものの、私はその時の感情で行動してしまう癖があります。
良い方向に傾くこともありますが、悪い方向に行ってしまうことがほとんどです。
なので、そんな時には厳しく言ってもらえると助かります。

「何かを得るためには何かを捨てる必要がある」

この言葉に良い影響を受ける人が1人でもいれば嬉しいです。

ここまで書いてきましたが、私がこんな考えに至ったのには理由があります。
私は2021年の5月に右足関節脱臼骨折の大怪我をしました。全治4〜5ヶ月と言われ、もう大学ではサッカーはやめたほうがいいとも言われました。
怪我をした時期的にも、もうサッカーは引退かなとも考えました。
でも、入院生活をしていくうちに、徐々にこのままでは終わりたくないという気持ちになりました。それと同時に、これまでプロサッカー選手になるための行動をできていなかったと思いました。
今思えば怪我をして良かったと思います。
怪我をした瞬間や手術後はとても痛かったし、1ヶ月の入院生活もきつかったです。
でも、怪我をしていなかったら、このような考えになることはなかったし、自分自身の意識の低さに気づくこともなかったと思います。
だからこそ、本当に自分にとってプラスになったと思います。

最後になりましたが、今まで私に関わってくださった指導者の方々、一緒に苦楽を共にした仲間達、両親、たくさんの方達のお陰でここまでサッカーを続けることができました。
そして、こんなにサッカーを好きになったのも、上達したのも、人として成長できたのも、関わってくれた人達のおかげでしかありません。本当に感謝しています。ありがとうございました。
今はリハビリに専念して、1日でも早く復帰したいと思います。そして、関わってくれた人達に恩返しができるように頑張ります。

  
2021/08/05 12:39
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