Vol.17 『時間を買いたい』 菊地大智 (4年)
【名前】菊地大智
【出身】日本大学藤沢高校
【ポジション】MF
【好きな芸能人】なかやまきんに君
【金亮哉 4年 (名古屋グランパスU-18)から見た印象】
大智は一見変人に見えますが、サッカーに対してとても熱い男です。
練習直前に疲れたと言ったのが監督に聞こえてしまい、怒られてしまったりもするけど、翌日に疲れが残るくらい練習頑張っているんです。そんな大智が何を思っているのか、気になるブログです。
『時間を買いたい』
4年の菊地大智です
ブログを書くのは初めてで、ただ自分について書いている文なのでつまんなかったらごめんなさい。
大学4年生になり、これからサッカーを続けていくのか就職をするのかという最大の悩みにぶつかります。
そんな時、去年の12月に骨折をしてしまい今年の6月に公式戦に復帰することができました。
サッカーができないこの6ヶ月間はかなり苦しかったですが、これまでの人生で1番自分と向き合うことができたとても大切な期間になりました。
プロを目指していた自分は骨折した瞬間に「時間がない」ということと「時間を無駄にしていた」ということに気づきました。
怪我をした当初はサッカーを続けることを諦めて就職活動を始めることにしました。
進めていくと案外他にもやりたいことが見つかったりもして、順調に進めることができましたが、結局はサッカーを続けたいというところに辿り着いた。
そしてこの怪我の間に自分のこれまでのサッカーに対しての向き合い方や、これからやらなければならないことについても細かく考えました。
中学も高校もやることはやってきたと思っていたが部活以外の時間に必要以上に昼寝をしたり、何もないのにスマホをいじって時間を無駄にしてきたし、私生活や食生活、目的に対する明確な努力、運を引き寄せれるような行動など最善をつくしてきたかと言われたら全然もっとできたし、やっているつもりになっていて、いつもなんとなくで時間を無駄にしていたことに気づいた。
というか自分のサッカー人生に明らかに結果として出ている。
怪我をしてマインドが変わってからは「時間を大切にする」ということを意識している。
これは分かっていてもとても難しい。
もう大学4年生で残された期間は半年もなく、気付くのは遅かったのかもしれないが、これはサッカー以外にも共通する大切なことなので本当に気づけてよかったと思っている。
怪我をしたことによって今でも激しい動きをすると足が痛むという代償はあるが、むしろ怪我をして良かったとすら感じる。
今やるべきことや時間は少なく貴重だということを知った以上、時間を有効に使いさらに突き詰めていきたい。
みんなも今本当に大切なことはなにか考えてみてください。
多くの人がサッカーを辞めたいと思っていく中で、自分は今でもサッカーが好きで続けたいと思えるのは今まで関わってきた人や仲間や家族のおかげだと思います。
どんな時にも支えになってくれた家族や友人には本当に感謝しています。
本当にありがとうございます。
同期へ
今は悩むことがとても多いかもしれませんが共に頑張りましょう。そしてあと少し楽しみましょう。
2021/07/29 11:29