Vol.34 『本気か』 小山田賢信 (2年)
【名前】小山田賢信
【出身】町田Y
【ポジション】DF
【好きな芸能人】斎藤佑樹
【藤吉玲依 2年 (北越高等学校)から見た印象】
何をされても怒らない優しい人です。笑顔が素敵でみんなから愛されていると思います。
普段は少し天然ですがやる時はやる漢です。
『本気か』
まず初めに、新型コロナウイルス感染拡大に対し、ご尽力いただいている医療従事者の方々、またこのような状況下でも関東リーグやIリーグ、その他大会を開催するにあたりご尽力していただいているすべての方々に感謝申し上げます。
私は、今年でサッカーを始めて14年目になります。
私が、ここまでサッカーを続けてこられたのは両親、弟、友人、今までサッカーを指導してくださった指導者の方々など、数え切れないほどの支えがあったからこそだと思います。
この場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思います。
ありがとうございます。
私は小学1年生の時、友人に誘われて小学校のチームでサッカーを始めました。
そして、4年生でFCトッカーノに入り中学校卒業までの5年間お世話になりました。
高校では、夢であるプロサッカー選手になるための近道としてJリーグの下部組織であるFC町田ゼルビアユースを選びました。
在籍した3年間では沢山のチャンスを頂きました。
トップチームのキャンプに2年連続で参加させてもらったこと。
トップチームの試合に出場する機会を何度も貰ったこと。
セルビア共和国に短期留学させてもらったこと。
これほどにもたくさんのチャンスを頂いたのにもかかわらず、自分自身でそのチャンスをモノにすることができず潰してしまいました。
その時はまた次もあるだろうと甘い考えでいました。しかし気づいた時には遅く、後悔だけが残りました。
『本気か』
この言葉は、卒団の際に監督に言われた一言です。
今までサッカーに対して手を抜いて取り組んできたわけではありませんが、何度もあったプロになるチャンスを死に物狂いで掴みにいったか?と自分に問いかけてみたとき、自信を持って首を縦に振ることはできませんでした。
もし、もっと日常生活からサッカーに費やす時間を増やし、本気で準備をしていればチャンスをモノにして自分の人生を変えることができたのかもしれないと考えると、後悔ばかりが残ります。
そのため、大学4年間は後悔のないようにと肝に銘じて入学しました。
しかし、まだまだ甘い部分が沢山あります。今のままでは高校時代と何も変わりません。
サッカーに取り組む姿勢はもちろん、サッカーのために費やす時間や体のケアなどもっとできることは沢山あります。
高校時代の後悔を繰り返さないよう本気で取り組み、次にチャンスが来た時には絶対にモノにします。
『本気か』
この言葉を常に自分の頭の片隅に入れ、いつこれを聞かれても自信を持って首を縦に振れるようにして、今まで支えてくださった方々への感謝を結果で返せるようにします。
2021/10/14 09:16