Vol27 『感謝』 上畑佑平士 (4年)
プロフィール
【名前】上畑佑平士
【出身】C大阪U-18
【ポジション】MF
【好きな芸能人】なし
【澤畑竣介 4年 (流通経済大学付属柏高校)から見た印象】
今年のキャプテン3人の中の1人うへじですが、とにかくサッカーが上手くて、まー天才っていうやつですね。ボールさばきは見る人全てを魅了します。僕の大好きなプレースタイルです。
ですが、関西人なのに僕より面白くないところが唯一残念なところですね!4年間この学年の先頭でいてくれてありがと!大好き
『感謝』
今年一応主将という役職をもらっています上畑佑平士です。(読み方わからない人は検索してください)
高校時代にも主将の経験があり、相当キツかったので大学では絶対やらないと決めていたのに結局、主将をしています。不思議なものですね。といっても本当に何もやってません!就活用キャプテンとかキーホルダーキャプテンとか言われましたが気にしてません!!やりたくなかったので!!
ここからは少し真面目に書きます。
ここで飽きた人はもう画面閉じちゃってください。
僕は今年、嘔吐恐怖症というものになり、満足にプレーできませんでした。
寮や、グラウンドで吐いてしまったことが原因で、吐いてしまうことに恐怖があり、プレーをしている時にまた吐いてしまったらどうしようなどと考えてしまいます。常にそのような事を考えてしまい、吐き気がありプレーすることが出来なくなりました。
普通に見ればどこも怪我をしていないのに、外からチームの練習を見る日々が続きました。自分の不甲斐なさとチームに貢献できないこと、何よりサッカーが出来ないことが本当に辛かったです。
辛くて泣きながら帰ったのは監督は知っているはずです。笑
プロのサッカー選手で現在同じような症状を持っている人と話をしたり、監督やトレーナーが僕の為にメンタルトレーナーなど色んな人を繋げてくれたり、たくさんの方々が僕の為に尽力してくれました。本当にありがたかったです。
1ヶ月くらい休んでから少しずつプレーができるようになり、Dチームの練習から参加し、全てのカテゴリーでプレーしたりサポートさせてもらいました。全てのカテゴリーと関わる中でたくさんのチームメイトと話しました。特に同期と話す機会が多くあり、練習終わりに何気なく1時間くらい話したり、お風呂でたわいもない話をしたり、励ましてもらったり、色んな話を聞いてもらったり本当に助かりました。
本気で辞めようとしていたので同期の支えがないと今頃サッカーをしていなかったかもしれないです。
また同期だけでなく、チームメイトやスタッフ(特に青木トレーナー)の方々のおかげでまたピッチに戻ることができました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう。
8月3日の試合からチームを離れてやっとの思いで10月14日の東洋戦で復帰することができました。
やってやるぞと意気込んでいましたが次の日の練習で膝の内側側副靱帯を損傷し、またチームを離れることになりました。このときは本当に持ってないと思いました。笑
4〜5週間かかると言われましたが気合いで3週間で治し、そんなことをしてると今年も残り5試合となっていました。
やっと試合に出られるようになり、テーピングをぐるぐるに巻いて痛み止めを飲みながらプレーをしました。それでもサッカーができる喜びは何にも変えがたいものがあり、僕はやはりサッカーが好きなんだと改めて思った瞬間でした。
この経験は僕の人生の中でとても素晴らしいものになりました。
それと同時にこの1年は感謝する一年になったと思います。
チームメイトやスタッフは僕の症状を理解し、支えてくれました。これからもずっと付き合っていきたいと思える仲間に出会えたことは嬉しい限りです。
またコロナ禍でも関東リーグ22試合を消化し、たくさんの方のおかげで素晴らしい舞台でプレーすることが出来ました。
そしてなにより感謝を伝えなければいけないのは両親です。遠く離れた場所でも常に応援してくれ、サポートしてくれたことにとても感謝しています。これからそれを少しずつでも返していけるようにしていきたいです。
拙い文章ですが最後まで読んで頂きありがとうございました。
これからも産業能率大学サッカー部の応援をよろしくお願いします。
主将3人の中で1番身分の低い上畑佑平士
2020/12/24 10:48