Vol.1 『大学サッカーの振り返りと将来の夢について』 石津駿斗 (4年)
プロフィール
【名前】石津駿斗
【出身】鹿島アントラーズユース
【ポジション】FW
【好きな芸能人】BiSH
【鎌田斗来 4年 (ブラウブリッツ秋田U-18)から見た印象】
見た目通りビール好きの石津君ですが、最近鹿島愛が浦和愛に変わったとか…
彼は、ピッチ内ではルカクを彷彿させるフィジカルでチームの最前線で闘いチームを勝利に導く存在であり、ピッチ外では同期や後輩から慕われていて今年から選手会長としてチームを引っ張るサッカー部に欠かせない存在です。
めっちゃ優しいけどめっちゃ熱い男のブログ。必見です!!
『大学サッカーの振り返りと将来の夢について』
今回、今年度初の部員ブログを担当することになりました4年の石津駿斗です。
この類の文章を書くことは初めてなので、拙いですが最後まで読んでいただけると幸いです。
今回は、4年間を振り返って自分が感じたこと、これからの自分の将来について書きます。
初めに、大学4年間を振り返り、産能大を選んで進学し、サッカーを続けてよかったと心から思います。
振り返ると、全く思い通りにはいかない大学サッカーだったと感じています。
産能大に進学したのは、ユース時代の先輩である篠崎輝和(現沼津所属)と当時世代別代表だった小松蓮(現山口所属)が所属しており、2人から多くを学びたいと感じたことがきっかけでした。
しかし、入試の試験を受けに行った当日に蓮君は松本山雅への加入を発表し、一度も一緒にプレーすることはできませんでした。
1年次は入学したら、即Aチームで活躍してやろうと意気込んでいた矢先、高校最後の練習で骨折し、入部から2カ月はリハビリ生活と、コンディションをあげることができずに、1度もAチームに絡むことができませんでした。
2年次も、気持ちを切り替えて、オフシーズンも良いコンディションを作ることができていた矢先に、監督から選手を代表して関東リーグを運営する学連を務めてほしいとの要望があり、プレーと学連の活動を両立することに苦労し、2年次にもAチームでプレーすることはできませんでした。
3年次になり、ようやく立ち上げからAチームとしてプレーできるようになり、今年こそはと意気込む中、新型コロナウイルスの流行によって4カ月間の活動休止になるなど、昨年もまた自分の思い通りには全く行きませんでした。
それでも、現在はAチームで多くの出場機会を得ることができていますし、それぞれの経験から得たものも大きいと感じています。
・これまで経験したことのない100名を超える部員との競争で、自分のプレーを客観視できるようになったこと。
・うまく行かないときに習慣や視点を変えてみることの大切さ
・学連を経験し他大学の多くの学生と関わることで学んだ強い組織の取り組みや考え方、私達の試合や活動の為に、尽力してくれている学生や支えてくれている人の存在。
・日々の当たり前に対する感謝の気持ち。
これらは、その時々を必死に取り組んだからこそ、気付けたことだと思います。
4年間のサッカー部での活動を通して得たこれらの経験は自分のこれからの財産です。
今年、最高学年として、監督からは新たに選手会長という役職が与えられました。
自分のことだけでなくチーム全体のことを考えて行動する立場になります。
この新しい役職にもひたむきに取り組むことで、チームとして創部初の1部リーグ昇格を掴み取ります。
そして、最後に自分のこれからについて。
私は、今年で16年間続けてきたサッカーを辞め、一般企業に就職すると思います。
ですが、私の夢は、「私の大好きなJリーグのクラブで働くこと、もしくはそのクラブのスポンサーになるような企業を創ること」です。今は、ただの漠然とした目標ですが、これまで通り与えられた環境や立場でその時々をひたむきに、真っすぐ努力することでその道は繋がっていくと信じています。
サッカーを通して得た経験をフィールドが変わっても活かしていきたいと思います。
長くなりましたが、このコロナ禍において尽力してくださっている医療従事者の方を始め、私達の活動を支えていただいているすべての方に感謝します。
また、これまでサッカーを続けさせてくれた家族、指導いただいた指導者の方々、本当にありがとうございます。
ラスト1年間も全力でプレーします!
2021/05/24 16:06