Vol.36 『夢、絶対に叶えます。』 飛田楓 (3年)
【名前】飛田 楓
【出身】都立飛鳥高校
【ポジション】マネージャー兼関東大学サッカー連盟学生幹事
【好きな芸能人】堂安律
【山口莉奈 3年 (聖徳大学附属女子高校)から見た印象】
楓は、本当に仕事が出来て、たくさんの人から信頼されている人です。
残り1年切磋琢磨して頑張りましょう!
『夢、絶対に叶えます。』
今回、部員ブログを担当することになりました、マネージャー3年の飛田楓です。
まず初めに、日頃より産業能率大学サッカー部に関わってくださっている全ての方に、この場をお借りして感謝申し上げます。
「夢、絶対に叶えます。」
遡ること5年前。
悩みに悩んでプレーヤーとして3年間を過ごすことを決めました。
グラウンドに行けば当たり前のようにサッカーができること。選手が試合で最大限の力を発揮できるように周りの環境を整えてくれる人がいること。あらゆる人に支えられ続けてきた私は自身で裏方という仕事を体感したく、最後の学生生活はマネージャーというポジションでサッカーに携わることを決めました。
プレーヤーとしての6年間。
マネージャーとしての3年間。
真反対ともいえる2つのポジションの大きなギャップに時に戸惑い、時に無力さを感じ、存在意義に悩みながらも大好きなサッカーに自身の全てを注ぎ、気が付けば3年目も終わりを迎えています。
私には夢があります。
それが「Jクラブのスタッフ」として働くこと。
幼少期にFC東京と柏レイソルの試合を観戦したのがこの夢を持つきっかけです。
スタジアムの最寄駅には、それぞれのチームを応援するサポーターの、試合を楽しみにするワクワクした表情が溢れ、試合が始まれば選手と同じ熱量で声を枯らしながら後押しするサポーターの姿が広がっていました。
さらに、試合終了の笛と同時に歓声とため息が入り混じるスタジアム。
多くの人の感情を動かすことができる空間を作りたい。
そしてこの夢を実現すべく、サッカー部入部後すぐにマネージャー兼任で関東大学サッカー連盟に入りました。
朝始発で部活に行き、授業を受けて、JFAハウスに向かう目まぐるしい生活。
周りのやる気や仕事の出来に焦りを感じ、虚無感に襲われ、活動を続ける理由を見いだせなくなることもありましたが、卒業してもなお気にかけてくれる偉大な幹事長との出会いが私を大きく成長させてくれました。
そして2021シーズンは、3年間を振り返ってみても1番充実していたと言える1年です。
3月にはデンソーカップチャレンジサッカーの運営。
大学サッカー最高峰の選手たちの最高のアピールの場である今大会を私たちで作れたこと。1つの大会を開催するにあたり、本当に多くの人が携わっていることを実感しました。
6月には全日本選抜の主務。
ネガティヴな私にとってこのような機会をいただけたことは、ほんの少しの自信につながりました。多くのスカウト、協会関係者が訪れるなか、主務として帯同できたこと。より近い現場を体感することができました。
そして7月にはアミノバイタルカップ優勝。
リーグ戦でなかなか結果が出ない中で、一試合一試合着実に勝利を重ねる選手たち。
久しく見ていなかったみんなの喜ぶ姿を少し離れた立場でようやく見ることができたような気がします。
チームは今、低迷中ではありますが、その中でも選手たちは着実に確実に成長しているはずです。マネージャー陣も負けていられません。頼り甲斐のある個性あふれる大好きな同期と私たちの代でまた頂点に立ちたい。まだ達成したことのない目標に向かって私もみんなと共に夢を追います。
マネージャーと学連という2つの立場を経験しているからこそチームに貢献できることは何なのか。私なりの答えを見つけます。
そして、狭き門を開けられるようにまだまだ歩みを続けます。1年後、笑顔でこのチームを離れられるように。
今後とも産業能率大学サッカー部へのご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
2021/10/21 16:48