#22『毎日を大切に』 日隠ナシュ大士(3年)
【名前】日隠ナシュ大士
【出身】堀越高校
【岸本尚也から見た印象】
ナシュは、私生活ではとにかくみんなを笑わせているムードメーカーです。
常に変な動きばかりしていて、ナシュの周りには笑顔が絶えない印象があります。しかし、ピッチ上では誰よりもチームのためにハードワークをして中盤で戦っています。そんなチームへの献身性が高いナシュのことはとても尊敬できます。そんな変な男、ナシュのブログはとても興味深いです。お楽しみに。
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『毎日を大切に』
去年、自分はたくさんの経験をすることができました。当時の目標はA2で試合に出続けるということが目標でした。ですが、Iリーグが始まる1週間前にトップチームに上がりました。トップチームに上がって、最初の練習で衝撃を受けたのは今でも鮮明に覚えています。ボランチの質がとても高く、このままでは自分は試合に絡むことができないと確信しました。思っていた通り、関東リーグのベンチに入れない期間やベンチに入っても試合に出られない期間が長く続きました。その期間は去年の中で一番辛く、とにかく長かったです。
しかし、その期間で自分はサッカー人生の中で一番成長をすることができた期間であったと思います。試合に出られない中、関東リーグに出ている選手達と紅白戦や練習でマッチアップすることで課題を見つけて、自分に何が足りないのかを自分なりに考えながらプレーをしました。ですが、自分の基準が甘く、結局試合には長い間出られなかったです。
高校2年生の時にもこのような期間があり、その時に高校の監督から言われた言葉をとても大切にしています。
「絶対的な選手だったらどの監督も外すことはない」
という言葉です。その言葉を聞いて、監督にベクトルを向けるのではなく、自分に向け続けなければならないと思うことができました。出られない時期には、自分にベクトルを向けていれば、成長することができるとわかっていたので、試合に出られなくても自分にベクトルを向けていました。
また、去年はイライラしてしまった時に人に当たってしまうことがあったので、今年は自身のコントロールも常にできるような選手になりたいです。
自分にベクトルを向けて地道にトレーニングに励んだ結果、調子があがってきて、ついに、関東リーグにスタメンで出場できる機会が巡ってきました。しかし、結果はとても悔しいものになってしまいました。体格の違いや、プレースピードの質が高く、もっと成長しないといけないと感じました。ですが、昨シーズン当初はIリーグで試合に出続けるということが目標であった中、関東リーグで試合に出ることができたので落ち込みすぎることなく、今後も前を向いて努力していきます。
遠い目標を見るのではなく、これからも一日一日を大切にして、去年よりもその質を高めることができたら自分の想像の上の結果を出せると思うので頑張ります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
2025/06/17 14:27