Vol.31 『帰る家』 カウンゼンマラ (1年)
【名前】カウンゼンマラ
【出身】東京ヴェルディユース
【ポジション】GK
【好きな芸能人】丹羽仁希
【松永竜之介 1年 (川崎フロンターレU-18)から見た印象】
マラは間違いなく1年のムードメーカーです。
そして、個人的には1年生の中で1番サッカーに熱心でサッカーノートを書いたりと自分と向き合って努力しています。
小学校の時に場所は違いますが、同じチームに所属していて一緒に合宿を行っていたので大学でまた出会えたのは縁を感じます。
マラの正確なキック、そして手足の長さを生かしたセービングはチームの流れを引き寄せます!
『帰る家』
こんにちは!産業能率大学サッカー部1年のカウンゼンマラです。
突然ですが、皆さんには帰る家はありますか?
そこはあったかくて安心できてのびのびと過ごせる場所ですか?
僕には家族と過ごす家以外にもう一つ家があります。
それは東京ヴェルディです。中学校1年生から高校3年生までの6年間よみうりランドから1番近いサッカーグランドでプレーしていました。
ヴェルディをこんなにも好きになっていけたのはトップから育成のすべてのカテゴリーが同じ敷地でプレーしていること、ほとんどの試合をスタジアムで観戦した日々があるからです。
上の天然芝から降りてきたトップ選手とボール回しをしたり、コミュニケーションを取ったりその時間が最高でした。
トップの選手の背中を見て成長してきました。
いつしかここでプロにならないといけないという強い意志に変わりました。
そんな中僕は高卒でトップ昇格はできず、産業能率大学に入学しました。
新しい環境になり、うまくいかないことが多くあり自分の中でモヤモヤしたことが沢山でてきました。
イメージ通りいかない毎日で投げやりになりそうなこともありました。今までしたことのないミスも沢山しました。
新しいことにたくさん出会い、自分の持っているサッカー観がよくわからなくなる時もありました。
ただ大学に来てほんとによかったなと思いました。
たくさんサッカーに対して考える時間が増え、自分と向き合う時間が多くなりました。
大学サッカーは難しい。それはプレー面だけじゃなくて環境面もあって、サッカー部の全員がプロを目指しているわけではないし、プロを目指しているレベルにも違いが大きくある。
どんな状況でももっと強く意志を持ち続ければいけない。
そんな環境で先陣をきって高い意識でやることで自分の行動領域が広がる。
そう信じています。
大学に来てヴェルディはより戻らなきゃいけない家だと強く感じました。
自分がヴェルディの未来を背負わなければいけない。
アカデミー出身者としてJ1のヴェルディでプレーして優勝してACLを取る。
これが僕の目標です。
4年以内に一日でも早く最高のサポーターの応援を背に味スタのピッチでゴールを守れるように。さらに世界で闘えるように。
これからの起こっていく事と、人との出会いを大切にして大きくなります!
大きな声でただいま!と胸張って帰ります!あともう少し待っていてください!
2021/10/09 11:10