プロフィール
【名前】岡野雅也
【出身】都立東久留米総合高校
【ポジション】FW
【好きな芸能人】長澤まさみ
【桑原光希 4年 (桐蔭学園高校)から見た印象】
同級生、下級生問わず誰からも慕われるキャラクター。
そして何においても真っ直ぐで責任感が強い男。
また、裏表がなく、自分の気持ちを誰に対しても素直に伝えることができるナイスガイ。
『今の心境』
皆さんこんにちは。4年の岡野雅也です。
今回ブログを書く機会をいただけたので今の心境を言葉にしようと思います。
珍しく真面目に書こうと思うので、まとまりのない拙い文章ですが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
小さいころ兄の影響で始めたサッカーですが、僕のサッカー人生の大きな目標の1つとしてあったのが「高校サッカーで選手権に出る。」というものでした。
周囲の反対を押し切り行きたかった高校に進学し、順風満帆ではなかったですが試合に出場できるようになりました。
選手権での結果は東京都予選敗退。私の大きな目標が叶わなかった瞬間でした。
目標を失った私は、大学サッカーでの目標を立てないままこの部活に入部しました。
ここからはなぜ自分はサッカーを続けているのだろうと考えるようになってしまいました。中途半端な気持ちのまま部活に取り組んでいる私は遅刻欠席の連続、周りからもいつ辞めてもおかしくないと思われていました。
1番最後にグラウンドに来て、1番最初にグラウンドを出て帰るということが習慣になっていました。
そのおかげで電車とバスの時刻表はほとんど頭に入っています。
終電まで遊んで始発に乗って部活に行く。2時間半の通学時間が僕の睡眠時間になっていました。
今考えると自分でも恐ろしいし、よく部活を辞めなかったのと思います。
そんな自分を変えてくれる出来事が起こりました。
3年生の春に怪我をしてしまい、人生初の手術を受けたことです。
当時の僕は1年以上サッカーができなくなってしまうということは知らず、部活を休む理由ができてよかったと思っていました。
コロナの関係で復帰が遅れ、思うようにリハビリが進みませんでした。しかしこのリハビリ期間を通して心境の変化が生まれました。
その際に中学校時代の恩師から贈られた言葉を思い出しました。
「一生懸命がかっこいい」
簡単だけど奥が深い言葉だなと思います。
15歳でこの言葉を理解しているつもりでしたが、22歳になった今の僕にとても響きました。
目標がないからと言って一生懸命やらなくていい理由にはなりません。いろんな人の支えがあってサッカーができていることを忘れず、結果で返すことができないなら最低限一生懸命プレーする必要があると思えるようになりました。
残り試合はわずかになってしまいましたが、最後の最後まで一生懸命頑張りたいと思います。
そして引退したらキンキンに冷えたビールを飲みたいと思います。