プロフィール
【名前】桑原光希
【出身】桐蔭学園高校
【ポジション】MF
【好きな芸能人】山本美月
『表面と思い込み』
4年の桑原光希です。
まず始めにこのような機会を頂きありがとうございます。私自身他のメンバーのような華々しい過去はありませんが、失敗という観点から学んだことを私なりに考えて見ました。
最後まで読んで頂けたら幸いです。
まず大学生活約3年半を振り返って。一言で自分を表現するなら「ミス」。この言葉が私に最も合ってるかと思います。
というのも私は、報連相(報告、連絡、相談)といった部分において、他の人よりかなり不出来で、そのミスに対しても常人であれば改善策に取り組む所を私は「やべー。」その一言で完結させてきました。今となってはタチの悪い話です。しかし当時の私は責任に対しての考えが全くなく、ミスに対して改善しようと捉えることがありませんでした。
その原因となっていたのが、物事を表面上でしか考えていなかったことです。私は、「報連相を怠ったその先、チームにどんな不利益が起こるか。」「グラウンドに置かれてる荷物を放置したら何が起こるか」そんな予測を立てず、ただその瞬間の楽を選んで行動してきました。
すると当然ですが、組織にまで迷惑をかけることにも繋がりました。
また、表面上での考えは、思い込みにも繋がることを私は痛感しました。というのも「自分の今日のプレーは100点だ。」「自分は準備を頑張っている。」自分では満足に感じていても、他者から見て評価されなければ自己満足に過ぎないということです。
あくまでこれは私の見解ですが、自分の行動というのは、他者からはよく見えても自分ではなかなか気づけない物です。
なので仮に私が皆さんにアドバイスできるのであれば、「その瞬間の見た目や感情だけで判断するのではなく、一度自身を振り返った上で判断する。」ことをオスメメします。
みんな人なので、その瞬間「自分は正しい」「この人は悪い」などと思うことはあるはずです。
しかし一度自分にベクトルを向け、その言動は本当に正しかったのか?考えてみると、意外にも自分の考えが間違っていたそんなことがあると思います。
こんな偉そうなことを言っている私ですが、3ヶ月程前、友人に相談もせず、部活動を辞めようとしました。
しかし自分の身勝手な行動とは裏腹に、友人、スタッフの方々は、私に熱い言葉を投げかけてくれました。
私はその時「また感情だけで先走ってしまった。」と反省と同時に大勢の仲間から大切なことをまた一つ学びました。
こんな失敗だらけの私ですが、来年は晴れて社会人の一員です。
正直今は楽しみより不安しかありませんが、この部活動で得たアドバンテージは、自身にとって大きな力に繋がると思います。
最後になりますが、残り約二ヶ月間残されている部活動で自分のできることを最大限模索し続け、皆と前進できればと思います。
拙い文章となりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。