『父の教え』/ 森川諒
『父の教え』/ 森川諒
今回部員ブログを担当させていただきます、法学部2年の森川諒です。去年は「約束」という自分の将来に向けたブログを書きました。今年のブログは、今までの自分を見つめ直しこれからに繋げるブログにしようと思います。長く拙い文章ですが最後まで読んで頂けると嬉しいです。
私には、大切にしている言葉がある。
「謙虚に、真摯に」
この言葉は、私が尊敬している父から貰った言葉で、小さい時から何度も何度も父に言われてきた言葉だ。
この言葉には、飾ることなく、背伸びすることなく、素直に、誠実に、芯のある人になれという意味がある。
今シーズンが始まってからの自分を振り返ると、目指しているような人物像にはなれていなかったと思う。理由は、13年間続けてきたサッカーが初めて怖くなり、やめたくなったからだ。正直本当に辛かった。
自分が考えてることをプレーに繋げることができず、自信は無くなり、最終的に周りの目を気にしながらプレーをし、失敗を恐れてチャレンジすることができなくなった。逃げたプレーしかしていなかった。
父の言葉のような人からはとてもかけ離れていたなと思う。
初心に帰り、大学入学したての自分を見つめ直した。初めての大怪我をしてサッカーができなかったにも関わらず、本当に強い気持ちを持ってリハビリに取り組んでいたと思う。なぜそこまで頑張れたのかを考えた。
結果、青学に入学した意味や親元を離れ上京し、負担をかけてまでサッカーを続けている意味、周りの人たちからの応援、自分はなんのためにここに来て何を目指しているのかという考えに行き着いた。
たくさん悩んで、たくさん考えた最終的な結果は去年のブログにも書いたこと。
プロサッカー選手になるという夢。
ここまで愛情を持って育ててくれた両親、おじいちゃんやおばあちゃんとの約束。
今まで支えてくれた方々への恩返しをすること。
この夢と約束はどうしても譲れないし、叶えたい。だからこそ、逃げることなく、1番下手くそなりにがむしゃらに這い上がっていくしかないという考えにまとまった。
難しいチャレンジかもしれないけど、自分の人生は自分で作っていくしかないし残りの2年半で良い方にも悪い方にも自分自身で変えることができると思う。5年後、10年後、に「大学生に戻ってやり直せたらな」「もっと努力しておけばな」と思わないように残りの2年半を後悔することなく、全力でやり切りたい。
最後にどんなに辛いことや苦しいことがあっても、逃げずに、自分が掲げた夢を心に持って、父の言う「謙虚で真摯な人」に近づけるよう1日1日を過ごしていきたいと思う。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
2024/08/23 07:15