『GK』/沼田晃季
こんにちは、 今回部員ブログを担当させていただきます。 経営学部マーケティング学科 1 年の沼田晃季です。
<所属歴>
小 2〜4→息栖サッカースポーツ少年団
小 5〜6→鹿島アントラーズジュニア
中 1〜3→鹿島アントラーズジュニアユース
高 1〜3→青森山田高校サッカー部
現在 →青山学院大学体育会サッカー部
まず初めに、新型コロナウイルスが猛威を振るう中、青山学院大学体育会サッカー部にご支援、ご声援をいただいております。関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
少し硬い話になりますが、自分の事を知ってくれている GK の人に向けて、私の考えを共有し、何かのきっかけ作りが出来ればと思いブログを書きました。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
私は小さい頃から身長が低く華奢な体でした。
GK をやっている人なら誰でも、GK の理想像は身長が高くて体が大きい人を思い浮かべるはずです。
私もそうだから、でも現実はそう甘くなくて、日本人は他の国と比べて平均身長が低い。
■J リーグ/186.56cm
■プレミアリーグ/191.17cm
■ブンデスリーガ/191.31cm
え!でも、J リーグも意外と高くない?と思った人もいるでしょう。
J リーグも年々GK のレベルが上がってきており、海外から移籍してくる選手、現代の GK は体格に恵まれている人も多くいます。
その中で、180cm に満たない GK は勝ち抜いていかなければならない。
正直、厳しいことを言っていると思いますが、それを乗り越えないと夢は叶えられない。
なら、どうすれば良いか。
私は小学生の時からどうすれば大型 GK に勝つことができるか。そう考えてプレーをして きて、気づいたことがありました。その内容を少し紹介します。
<GK のプレー内訳>
■オフェンスアクション約 65%
(ビルドアップ)
■スペースディフェンス約 25%
(守備範囲)
■ゴールディフェンス約 10%
(シュートストップ)
大凡このように GK のプレーは分けられ、どの部分に特徴を持たせるかが重要になると考 えました。 チームの戦術によって必要とされる部分は違うと思うが、1つ特徴(高い能力)を持つこと でチームにとっても武器になる。
青山学院大学体育会サッカー部で例えると、DFラインでのビルドアップが多いため、オフェンスアクションが必須になり、大学サッカーはハイラインで DF 裏のスペースが広く空くので、スペースディフェンスで のコーチングが必須になることがわかる。 冷静に分析していくと、伸ばすべき能力の優先順位がハッキリしてきます。 このようにして、一つずつスキルを伸ばしていく方法がある。
もう一つは、イメージトレーニング。
試合を TV や YouTube、実際に見たりして、ただの映像として試合を見る選手がいる。 私は、相手の体の向きや目線、空いているスペースや走り込んでいる選手の位置を見た上 で、次のプレーを予測したりする。そういった試合の見方を今までしてきた。 「自分ならこの選手にコーチングしたな」 「なんで今、この選手にパスを出したのだろ う」と、自分の考えや疑問を口に出す事で、試合中のコーチングやビルドアップ、スペー スディフェンスに役立つ。
ちょっとした積み重ねが後になって大きく返ってくるから、意識次第で大きく変われると言うことを伝えたい。
最後に、『アタック』の意識をもつこと。
日本の GK と比べてドイツの GK は本当にアグレッシブ。
GK コーチも、ボールへ向かうプレーについて、「できるだけ早く触りに行け!」「自分 からアクションを起こせと!」と指導する。 キャッチやセービングの時、ボールが飛んで来るのを待つのではなく、ひじや身体を伸ば してボールに向かっていく。そうすると、シュートの威力に負けないし強く弾ける。
1 対 1 の状況やクロスへの対応でも同じ。
『アタック』の意識は、ゴールを守る上では大きな差になると考えプレーをしている。
以上のことをまとめて、私が伝えたい事を紹介して終わりたいと思います。 それは、『0.99 の法則と 1.01 の法則』です。
毎日少しずつ努力する人と、毎日をサボる人はどちらが成長しますかと聞かれたら、 100%で毎日少しずつ努力する人ですよね。
これが 0.99 の法則と 1.01 の法則。
1.00 を普通の状況として考える。
■毎日 0.01 を少し頑張る。
=1 + 0.01 =1.01
■毎日 0.01 だからいいかと少しサボる。 =1 – 0.01 =0.99
365 日→365 乗で計算すると、 ■1.01 の 365 乗 = 37.7834 倍 ■0.99 の 365 乗 = 0.02551 倍
何が言いたいか、本当に叶えたい目標なのであればミスしても全力で行動した方が得と言
うことです。
私もまだ未熟です。出来ないことも多い。
でも、誰よりも目標の為に努力していると言い切れるし、2 年後、3 年後に見ている景色 は遥かに変わっていると言い切れる。 それは、今までのやり続けてきた経験が自信となって、背中を押してくれるから。
私はこれからも成長し続け、目標を一個ずつ達成していく。
初めての部員ブログということもあり、拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきあり
がとうございます。
今後とも青山学院大学体育会サッカー部へのご声援をよろしくお願いします。
2022/09/07 16:39