『自分にできること』/ 橋絢斗
『自分にできること』/ 橋絢斗
日大藤沢高校出身、理工学部電気電子工学科2年、鈍足いといじられることが最近多々ある橋絢斗です。
今回のブログでは、サッカーの戦術的なことや自分が信じるサッカーの美学について書こうと思っていたのですが、先日、3年玉井駿作から「お前、熱いもの持ってんじゃん。その気持ち書いてくれよ。」と発破をかけられたので率直な今の想いを書くことにしました。
昨シーズン、チームが関東3部リーグ降格を経験する中、私はサテライトAに所属し、そこでもなかなか試合に絡むことができず、苦しいシーズンとなってしまっていた。
新シーズンになり、滑り込みでトップチームに昇格した私は、関東リーグ第8節終了時点で、ベンチ1試合、ベンチ外7試合、出場時間0分と全く試合に絡めていない。
悔しさや納得のいかないところもあるが、自分は、このチーム内では序列が1番下であるということを認めなくてはいけない。
ここまでの話だと現状にネガティブな気持ちを抱き、モチベーションが下がっているのではと思われるが、実は私はその逆である。
私は今この現状をすごく楽しめている。
このチームが強い組織となっていくには、序列が1番下の選手たちの行動、立ち居振る舞いが絶対的に鍵になると思っている。
今現在の自分の立ち位置がチームを強くするか弱くしてしまうかを左右する大事なポジションにいるということを自覚しているから楽しいのだ。
ではどうすればチームを強くする方向に進めることができるのか?
答えは簡単である。
「”自分にできること”を100%やり続ける。」
これに尽きる。当たり前で誰でもわかることだが、結局このことが1番大切だと私は思う。突然明日、サッカーが上手くなったり下手になることはない。
だからこそ1日の中で自分がサッカーに対してできることを100%やる。そしてそれを継続することしか成長していく方法はない。
練習への準備、1つのプレーへのこだわり、周りへの声がけ、体のケア、食事、睡眠。挙げ出したらキリがないが、そういった一つ一つのことをどれだけストイックにやり続けられるか。そういった姿勢を周りに見せることで周りもついてくると思うし、それを1番下の選手がやることでチームの底上げにつながり、チームは前へ進んでいくと思う。
また、こういった一つ一つの行動はチームのためにもなるが1番は、
”自分がこの序列を変えるため”
である。
このままの序列でいいなんて思う選手はいないだろうし、いるならばこのチームからは外れた方がいい。
高い向上心を持って練習に臨み、自分にできることを最大限やりきることは、自分のチャンスを掴むことにも必ず繋がってくる。
チャンスを絶対掴むという気持ちを全面に押し出して練習に取り組む選手はまだまだ青学には少ないと思う。みんな内に秘めすぎている。
恥ずかしがらずにもっと自分を表現して、チーム内の競争力を高めていければ、毎回のように同じメンバーがスタメンに名を連ねることも無くなるはずだ。
ここまで熱く文章を書いていて思ったことは、
「このチームでもっと高いレベルでサッカーがしたい。」
これこそが今の率直な私の気持ちだ。
そのためには”自分にできること”をやり続けチームに対していい影響をもたらしていく必要がある。
いつまでも先輩の背中を追うのではなく自分から前に出てチームの勝利に貢献したい。
長くまとまりのない文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
2024/07/24 16:06