『がんばろう、日本!みたいに言うな』/ 善方寿人
『がんばろう、日本!みたいに言うな』/ 善方寿人
昨年のブログで一世を風靡した善方寿人です。世間からの期待をひしひしと感じ、ワールドカップの時の日本代表とほぼ同じ気持ちを味わっています。
このブログを書いている2週間ほど前に、通っていた小学校でタイムカプセル開封会というものが行われた。小学校を卒業する際に20歳の自分に向けて手紙を書いていたのだ。当時のクラスメイトと学校に集まり、その手紙を担任だった先生が8年越しに配ってくれた。自分がどんな内容を書いたのか全く覚えていたかったので、数多のラブレターで手紙は読み慣れているにも関わらず、少し緊張した。
「今の8年後の理想は、U-23日本代表にいること。また、J1のクラブに所属していること。」と書かれていた。まず、理想を叶えてやれず申し訳ない。と思うと同時に、自分はめっちゃ純粋なサッカー少年だったんだなと感じた。小学校の球技大会で、クラスの女子に熱烈な声援を受けながらサッカーしたことは今でも鮮明に思い出せる。これまでのサッカー人生で、サッカーをつまらないと感じることは多くあった。しかし、幼稚園の頃から始めたサッカーを今日まで続けられているのは、自分がサッカーを好きでい続けているからなんだと思う。
最後には、「がんばっていますか?サッカーやっていますか?かの女いますか?今、ぼくはがんばっています。20才の寿人もがんばれ。」とあった。
なんて優しく可愛い12才の寿人だろう。こんなこと言われたら、どんな困難があろうと自信を持って乗り越えられる。
がんばろう、恋愛。
2024/05/08 15:41