『自分に克つ。』/細野貴也
こんにちは。
この度部員ブログを担当させていただきます、真岡高校出身、経営学部2年の細野貴也です。拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
携帯に一件の通知が届いた。
“#春から〇〇”
Twitterのトレンドに上がっていたこのタグを写真で送ってくれたらしい。わざわざ私が落ちた大学のタグを見つけて。
憎たらしい高校時代の友達に返信をしながら、一年前の苦い記憶をふと思い出す。
3月8日。
何度探しても自分の番号は見つけられなかった。突きつけられた現実を受け入れられないまま、お世話になった方々に連絡をする。連絡をすればするほど、結果で返せなかった自分が情けなくなった。
でも、落ちた理由はなんとなくわかっている。
「甘い」
高校時代、監督に何度も言われたこの言葉。
サッカーでも勉強でも、自分の甘さが結果になって跳ね返ってきた。
都合の良い言い訳に逃げていた甘い自分。
共通テスト後の良い判定を見て、どこか気の抜けていた自分。
そんな自分に負けた。覚悟が足りなかった。
それが現実だった。
でも有難いことに、自分にはまだ大学でサッカーができるチャンスがある。
なんの実績もない、一般受験生の自分が高いレベルの中で毎日サッカーができる環境があることがどれだけ幸せなことだろうか。
こんなに素晴らしい環境でサッカーができているのに、また自分の甘さに負けていてはあまりにもったいない。
「どこに行くかも大事だが、そこで自分が何をするか。」
本当にその通りだと思う。
確かに受験には失敗したかもしれない。
でも、素晴らしいスタッフやチームメイトに恵まれてサッカーができている。
3年後、青学サッカー部だからこれだけ成長できた。甘い自分に克った。と胸を張れるように。
それは全てこれからの自分次第。
覚悟を持ってサッカーをしていきたい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。長くまとまりのない文章になってしまい申し訳ありません。
何を書こうか迷っていた時に先輩から、受験に落ちた話でもしろよ笑、との言葉を頂き、残り3年間の抱負も兼ねて今回ブログに書かせてもらいました。
今後とも関東一部昇格に向けて走り続ける青学サッカー部の応援を宜しくお願いします。
2022/05/06 15:53