『有難い人生を送るために』/吉田和紗
この度部員ブログを担当させていただくことになりました、FCトリプレッタ/青山学院高等部出身、国際政治経済学部国際経済学科2年の吉田和紗です。今回は高校時代から戦友・ライバルとして切磋琢磨してきた「優しい怪物」こと山田真暉くんからバトンを受け取りました。大学に入りとてもエンジョイしているようですが、体調には気をつけて欲しいですね。笑
拙い文章ではございますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
1月下旬から新シーズンが始動し、早くも3週間が経つ。この1年で関東リーグに復帰するために全員が切磋琢磨しながら週6の練習に取り組んでいる。実家からグランドまで毎日片道2時間以上かけて参加しているため、朝の寒さは正直辛いし、筋肉痛は治まらず、捻挫グセのついた足首は悲鳴をあげている。しかし、辞めてしまいたいかと問われたら答えはノーだ。コロナ禍でサッカーをやれている喜びと満足感で満たされている。昨年、僕はずっとBチームにいたため、トップの選手達と一緒にサッカーをできるチャンスに恵まれ、とても貴重な時間を過ごしている。ボールコントロールから判断の速さまで、多くの事を学ばせてもらっている。
昨年はコロナ禍で合宿も試合もままならず、ほぼ何もなかった1年だったが、僕自身では確実に変わったことがある。大きな怪我をしなくなった。今まで幾度となく骨折に苦しみ、腰の分離症や靭帯損傷を経験してきた僕からするととても大きな変化である。以前と比べ、間違いなく自分自身と向き合う機会が増えた。早寝早起きを心がけ、炭酸やお菓子は口にせず(炭酸は飲めないだけ)、ストレッチを毎日1時間弱行うようになった。身体作りや運動前後のケアの大切さに気づき、最高のコンディションでサッカーに臨むにはどうすべきかを考え、実践するようになった。僕はよく、友人に「真面目だね」や「偉いね」などと言われます。しかし、それは僕が偉いのではなく、実はサッカーがなければただの空っぽな人間だからこそ、それらを好きなことの一環として取り組んでいるだけで何の苦でもないというのが本音である。
グランド近くで貼られているポスターにこんな言葉が綴られていた。
「難題の無い人生は無難な人生。難題の有る人生は有難い人生。」
大学進学を機にサッカーを辞めていった友人もいたが、僕は迷わず厳しい選択をした。レベルの高い環境に憧れや理想を抱き、大学サッカーに挑戦することを決めた。昨年は厳しい年となったが、高い壁のその先にある達成感や関東リーグ復帰を掴み取るために、1日1日を大切に過ごし、何としても4年間やり切りたいと思う。人生はより厳しい環境への挑戦と対応の連続であるが、無難な道を選ぶことなく、難題のある人生を突き進む強い精神、そして強靭な身体作りを目指し、精進したいと思う。
提出の関係で、約半年間ほどタイムラグが起きてしまいました。すいません笑
現在、怪我で3ヶ月ほど離脱していますが、早く治して活躍できるよう頑張ります!
次の部員ブログを最近ヴィーガンからベジタリアンに降格した田場クリスティアンくんにバトンタッチしたいと思います。彼はとにかく意識が高く、ストイックな人間なので何か心に刺さるブログを書いてくれることでしょう。
2021/09/11 09:28