『自信』/山本暸
法学部法学科2年の山本瞭です。このような文章を書くのは初めてなので読みづらい文章になると思いますが、最後まで読んでいただけるとありがたいです。
「置かれた場所で咲きなさい。」
これはどこで聞いたかは覚えていないが、自分の中で強く印象に残っている言葉だ。意味はその言葉の通りどんな場所にいたとしてもそこで自分の全力を尽くし、自信を持って「自分」を表現することだと私は思っている。これまでのサッカー人生ではこの言葉を意識して、全力を尽くしてプレーしてきた。その結果、それなりに結果もついてきたし、試合にもほとんどスタメンで出させてもらうことができていた。大学入学当初は自分のプレーに自信を持って自分を表現しようととにかくアピールすることを考えていた。その結果、初めのチーム分けでサテライトAに選んでもらうことができた。しかし、そのあと選んでもらえたのはよかったものの、試合にあまり絡むことができず、自信が無くなっていった。周りは全国大会に出場しているような強豪校出身の選手ばかりで、技術の差に驚かされ、自分は通用しないのではと考えるようになり、完全にネガティブになっていた。そのためその後すぐにチームを1つ落としてしまった。そこからは正直、ただサッカーをこなしていただけだった気がする。そのあと、試合に多くは絡まないまま入学から半年ほどが過ぎ、何をやっているんだろうと自分自身に憤りを感じていた。そうなってからやっと下手なら下手なりに全力で自分を表現してみようと思うようになり、練習の取り組みも変わった。その結果、Iリーグのスタメンに選んでもらい、点を取ることもできた。この時の自分は本当に楽しくプレーできていたし、自分のプレーに自信を持って試合に臨めていたと思う。「自信」が自分に与えてくれる力の大きさをこの時、改めて強く感じた。
「置かれた場所で咲きなさい。」
これは今の自分に最も当てはまることであると強く感じる。正直、めちゃくちゃ悔しいし、納得いかない気持ちがないと言ったら嘘になる。でも、この感情をマイナスの方向には持っていかない。自分が所属しているこのカテゴリーで自分の持ち味をもっと磨き、自信を持ってプレーし、結果を残す。誰も予想していないくらい活躍できるように1日1日を大事にやって行きたい。
2022/05/21 21:21