🔹引退ブログ🔹『衝撃』/矢野純也
社会情報学部の矢野純也です。
青学サッカー部で過ごした日々の中で最も衝撃を受けた日のことについて書きます。
それは入部前のことでした。コロナで全体練習ができず、新入部員同士も顔を合わすことができていなかった4月に、たまたま授業で仲良くなったむうに「ボール蹴ろうやー」と電話で言われたのです。言われた通りに淵野辺公園に行くとそこにはむうと知らない2人がいました。でも事前に新入部員をゲキサカで調べていたのですぐわかりました。その2人は名古屋グランパスのえいるとJFAアカデミーの今は亡きたけるでした。長野の弱小出身の私は心配になってしまいました。ちゃんと練習相手になることができるかとても心配でした。
そしていざ、ボールを一緒に蹴り始めるとやはりレベルの差は歴然でした。特にえいるにはこれが日本一かと思い知らされました。
それからの毎日は常に私にとっては刺激的なものでした。先輩や同期、後輩はほとんどみんな自分が経験したことがないような強豪校出身の人たちの中で、自分はとんでもないところに来てしまったと感じました。
が、そんな人たちと毎日トレーニングや試合を経験する中で少しずつ自分にも変化が起こり、徐々にプレーを楽しむことができるようになりました。最終的には目標のトップチームでプレーして終わることはできませんでしたが3年間所属したサテAで毎年一つずつ順位を上げられたことは唯一誇れる小さな功績です。
そんな大学サッカー4年間は悔しい思いもしながらも常に楽しめたかなと感じています。でもそれは毎日を共にした同期のみんなや先輩、の後輩、スタッフ、家族、その他関係者のおかげです。幼少期からこれまで長きにわたりサッカーでお世話になった方々、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
2023/12/23 18:47