『約束』/ 森川諒
今回部員ブログを担当させていただきます法学部法学科1年の森川諒です。今回のブログを書いた目的は、ここで文字にして残すことで、この大学を選んだ目的と自分の夢の再確認をしようと思いました。拙くまとまりのない文章ではありますが、今思っていることを真剣に綴ったので、読んでいただけると幸いです。
今年の3月に私は上京しました。18年間過ごした福井を離れ、青山学院大学サッカー部に入部することを決めました。上京する前日、私はおじいちゃんとおばあちゃんに手紙を書き、そこでおじいちゃんと「約束」したことがあります。
「大学卒業後プロサッカー選手になる」
お父さんやお母さんには、はっきりと言ったことはなかったですが、おじいちゃんには言い続けていたことです。昔から時間ができればサッカーの応援に来てくれていて、送り迎えも沢山してもらいました。またサッカーや勉強、進路のことで悩むことがあり、その度に相談にも乗ってもらいました。おじいちゃんが頑張っているから自分も頑張れていましたし、それは今も変わらないです。そんなおじいちゃんとの約束を叶えたいです。
また、同期の木村匠汰とも入学してすぐに「約束」したことがあります。
「お互いが関東リーグに出て、プロになろう、この4年間でおれらのサッカー人生が決まるから」
この約束は私の心にずっと残っています。
私は、入部してすぐの4月21日に左膝の内側側副靱帯の損傷という大怪我をしました。サッカー人生で初めての大怪我で、怪我をして1週間は本当に辛かったです。周りのみんなは先に行き、自分は置いて行かれているような気持ちが続き、焦る気持ちが募るばかりでした。それでも、トップチームに上がって試合に出たいという気持ちは消えることはなかったです。彼は今トップチームに昇格し、関東リーグで戦っています。そんな彼に絶対負けたくないです。そんな彼と同じ舞台に立ちたいです。
また、プロになることは本当に難しいことは分かっています。しかし、最後のサッカー人生になるかもしれない大学4年間で後悔はしたくないです。周りの人にどれだけ無理だと言われても諦めたくない夢です。ここまでサッカーを続けさせてくれたお父さん、お母さんにも恩返しがしたいです。だからこそ、残りの3年半を必死にサッカーと向き合い、夢を叶えたいです。
最後に、
木村匠汰へ
トップチームで待っててください。
そして、必ず大学卒業時に、お互いの約束を果たしましょう。
2023/09/08 14:10