『成長』/細野貴也
私の部屋から観葉植物がまたひとつ姿を消してしまいました。同期の「お前ん家にきた植物がかわいそう、どうせ枯らすんだから」という心無い言葉に負けず、懲りずに新しい植物を育て始めています。
お世話になっております、経営学部3年の細野貴也です。拙い文章ではありますが、読んでいただけると幸いです。
一人暮らしを始めるにあたり部屋に彩りと癒しを求めて観葉植物を育て始めたものの、うちにくる植物はみんなだんだん元気が無くなってしまうのはなぜでしょうか。3年目に突入してもなかなか上手くいかず、育てる難しさを痛感する日々です。
私が好きな漫画の中で、上司が忙しい部下に鉢植えの世話をさせるというお話があります。お花の世話を通して変化に気づく繊細さを部下に養わせようという意図があるのですが、結果としてその部下はお花を枯らしてしまいます。(人のことを言えた義理ではありませんが)
ただ毎日、水をあげ続ければいいわけじゃない。変化に気づき、現状を理解し、それに対して正しいアプローチをする。
今回の漫画の話は植物を育てる内容でしたが、自分自身の成長にも通ずることだと思います。
ただやみくもに練習に参加するのではなく、今の自分に何が足りないのか、そのためには何をすべきなのか。リーグ戦に絡めていないこの現状を変えるためにコツコツと、そしてギラギラと、日々の練習に取り組んでいきたいと思います。
早いものでこの恵まれた環境で大学サッカーができるのもあと2年となりました。枯れてしまった植物がもう二度と育つことはないように、この先の時間はかけがえのない貴重なものだと思います。後悔のないように、自分を成長させる2年間にしていきたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。きっと来年には生き生きとした観葉植物が部屋にたくさんあることでしょう。
これからも青学サッカー部の応援を宜しくお願いします。
2023/06/08 11:33