『凡事徹底』/井上駿也真
『凡事徹底』/井上駿也真
日頃よりお世話になっております。今回ブログを担当します法学部2年井上駿也真です。今回ブログを書くにあたってどんな内容を書くか非常に迷いましたが、高校時代の同期のみんなが熱い文章を書いていたので自分も負けずに書いていこうと思います。
2023.12.02 関東リーグ2部参入戦 vs慶應大学
僕は後半の途中から出場した。しかし、なにもできなかった。途中交代選手としての役割を果たせなかった。終了のホイッスルが鳴った瞬間、今まで味わったことのない気持ちになった。試合に出れなかった選手、必死に勝利を信じて応援してくれた選手、保護者の方々、全ての人に申し訳ないと思う気持ちと共に自分自身がなさけなくてしょうがなかった。今振り返ると、去年のシーズンは個人としてもチームとしても当たり前のことを当たり前に出来ていなかったように感じる。練習前のアップ、基礎練、パスコン。どれも些細なことかもしれないが、「これくらいでいいだろう。」という雰囲気がチーム全体にあった。それが参入戦敗退、3部降格という結果につながってしまったと思う。
そして、今シーズン3部優勝という目標を掲げ始動したものの、どこか去年の雰囲気が抜けないような感覚があった。「3部だから大丈夫でしょ。」そんな言葉を聞くこともあった。その緩さがずるずると長引き、関東3部リーグ開幕戦、国際武道大学に負けてしまった。本気で危機感を感じた。プロを目指す上で関東2部、1部とステップアップしていくことは大事なこと。しかし、現状では1部どころか2部にも上がれない。本気で変えていかないとやばい。チームとしてそんな雰囲気が流れた気がする。練習のアップから1つ1つこだわる。当たり前のことを当たり前にやる。当然の事かと思うかもしれないが、実はこれが難しいことであり、1番重要なことであると思う。これが「凡事徹底」である。
これは、僕自身のプレースタイルについても同じことが言えると思う。僕は、飛び抜けたスピードもなければ、恵まれた身長やフィジカルもない。その面だけで見たら一般的な選手だろう。しかし、言い換えると何も飛び抜けていないからこそ頼るものがない。全てにおいて高い基準を出さないと選手として生き残っていくことはできない。選手として高いレベルにあがるために1つ1つのことを地道に取り組み、総合的にスキルアップする。特徴がないことが強み。これが僕自身のスタイルであり、僕が成長していくために必要なことだと思う。今はほとんどの面で高い基準を出すことが出来ていない。しかし、幸いにも僕はまだ2年生で、あと3年大学サッカーで成長できる期間がある。残りの大学サッカー生活で非凡な才能がないからこそできるプレーを追求していきたい。
ここまで長々と思いを綴ってきたが、この文章で伝えたかったことは、当たり前のことを当たり前にやることが成長につながるという事である。そして、平凡なこと、平凡な才能でもやり続ければ非凡な結果となる。これが僕自身が伝えたかった「凡事徹底」である。
今は当たり前のことを当たり前に出来ていない面が多々ありますが、今後個人としてもチームとしても成長していくために、どんなときも当たり前のことを当たり前にやる選手になります。そして、目標であるプロサッカー選手に少しずつ近づけるように努力していきます。
長く拙い文章でしたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
2024/07/04 20:30