『0から1か99から100か』/岩崎俊亮
『0から1か99から100か』/岩崎俊亮
こんにちは。
湘南ベルマーレU18出身、国際政治経済学部国際政治学科2年の岩崎俊亮です。
拙い文章ではあると思いますが、最後まで読んで頂けると幸いです。
“making things perfect is harder than making something from nothing”
これは、最近流れてきたTikTokの動画で、イギリス人が訛りの強い英語で2分ほど熱弁していた内容だ。
朝の電車でなんとなく見ていた動画だが、「まあ確かに。」と意外にも思わされたので、特に何も書くことを考えていなかったブログというちょうどいい機会に自分の考えを書いてみたいと思う。
「0から1を生み出せる人になりなさい。」という話は、人生で何回聞いたかわからないほど聞いてきた。さらに、毎回と言っていいほどその話に付随して、「2から3、なんなら1から10にするより難しいことだ。」とも言われる。
もちろん間違ってはいないと思う。0から1を生み出すためには、どんな場面においても積極的・自発的に行動しなければいけない。周りの人から何やってるんだろうという目で見られる可能性があり、失敗するリスクも背負っている。
でも、99から100を作ることはそれ以上に難しいことなんじゃないか、とも思った。
冒頭で紹介したTikTokの動画のイギリス人は、「0から1なんてとりあえずやればいいんだ。後から修正して、100になるまでにどんどん改善していけばいい。でも、99から100は本当に細部にこだわらないといけない。大抵の人は、もうほぼ完璧だしいいや。と思って何もしないし、やったとしてもたいして変わらないことかもしれない。でも、それをやれる人こそが、本当に素晴らしい人なんだ。」と言っていた。言っていることは極端かもしれないけど、的を射ていると思う。
そもそも、すでに99/100というほぼ完璧な状態なものを頑張って完璧にしようと思うことは難しいし、実際に100にしようと思っても難易度の高いことが多い。
例えば、小テストのために単語を暗記していて最後の1つが覚えられない。「たまたまこの1つが出ることないでしょ。」「他ほとんど覚えたし、これはいいや。」などと考える人が多いし、集中力が切れる人が大半だと思う。最初の1つを覚えるより、最後の1つを覚える方が難しいと自分は思う。
要するに、0から1を生み出すことは2から3、1から10にするより難しいかもしれない。でも、それ以上に99から100にする方が難しいし、そういう人の方が貴重だということだ。
自分は性格上、0から1を生み出せるタイプではない。綺麗好きという性格を活かして、99から100を作れる人を目指したいと思う。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
2024/07/09 19:46