『自分次第』/ 安藤優羽
『自分次第』
今回部員ブログを担当させていただきます。
経済学部経済学科3年の安藤優羽です。
拙い文章ですが最後まで読んで頂けると幸いです。
まず、私は昨年の夏トップからサテライトAに落ちた。しかし、正直トップから落ちてきたんだからサテライトだったら出れるでしょって思っていた。
だが、そのような慢心した気持ちを持っているとやはりプレーにも影響してしまう。チームのために愚直に頑張ることをせず、少しチャラついたようなプレーが増える。
そして、ある日の紅白戦で私が自陣でボールを奪われた後すぐ切り替えず、少しピッチで寝っ転がった。そんな瞬間をサテライトAの監督である直さんが見逃すわけもなく、「ゆう!切り替えろよ!お前が奪われたんだろ!」って怒鳴られた。私は正直うるさいなと思ってしまい人生で初めてサッカーで不貞腐れを経験した。
(今思うと、どう考えても自分が悪い)
そこから、夏の遠征ではサテライトAのメンバーに入れずすごい屈辱を味わい、Iリーグではベンチメンバーにも入れずほとんどの試合で外から応援することになった。
そのままシーズンが終わりサテライトAはIリーグ1部に残留を果たしたが、正直これっぽっちも嬉しくなく、「おれこの一年なにしたんだろ」ってまじで思った。
シーズンが終わった後、新キャプテンの磯村が家にきて2人で話す機会があり、私はまだその時は次のシーズンも頑張ろうと思えていなく、頑張っても試合出るの難しいからなと少し諦めかけていた。
しかし磯村から
「本当にこのままでいいの?頑張ることもせず、適当にやるなら時間無駄だからサッカー部やめたほうがいいよ。そんなやついらない。」
って言われ、本気で磯村からそんなこと言われたことなかったからびっくりした。でもきっと自分のために厳しいこと言ってくれてるんだろうと思って一旦どうなってもいいから頑張ってみるかって思った。
シーズンオフに入り、自主トレをする期間になる。そこで本気で変わりたいなって思ってめちゃくちゃ走ったし、筋トレもした。
そうするとなんかサッカー楽しくなったし、積極的に前向きにプレーできるようになった。
オフが明けてからも自分の調子はどんどん上向いていき昨年のような腑抜けたようなプレーは少なくなっていったと思う。
ここで思ったのは全ては自分の気の持ちようなんだということ。
メンタル状況はプレーにすごく反映される。適当にやればいいやって思うとやっぱりプレーは適当になるし、おれ出たら絶対失点に繋がるミスするわーって言ってたらほぼ100%やらかすし。
でも逆に絶対ゴール前ではふざけたプレーしないようにしようと思うと変なミスなくなるし、チームのために走ろう、体張ろうと思うとそれが体に徐々に染み付いてくる気がする。
だから私は色んな出来事に対してポジティブに前向きに考えていく。
そうすることで苦労することはあれど、最終的には結果はわからないが、後悔なく終わることができるのだろうと思う。
とりあえず、この一年チームの2部昇格という目標に向けて必ず力になれるよう全力で頑張りたい。
2024/04/16 12:30