『美術ってなに』/結城快也
こんにちは。今回部員ブログを担当させていただきます、経済学部現代経済デザイン学科の結城快也です。部員ブログは初めてで何を書けばよいのかわからず、いろいろな大学の部員ブログを読みあさりました。ですが、うまくコツをつかむことができなかったので変な文章になってしまいました。変な文章ですが最後まで読んでいただけると嬉しいです。
美術って何だと思いますか?
絵画・彫刻・建築・写真。美しさ、華麗さ、鮮やかさ、
誰か美術の位置づけをはっきりと定義できる人はいますか
そうです、美術の定義ははっきりと決まっていないのです。
学校でも美術の授業がありますよね。僕は別に美術の授業がきらいではなかったし、特に成績がひどかったわけでもなかったのですが、今にも残る苦い経験が一つあります。
僕は高校時代の選択授業で美術の授業を選択していました。その時は油絵の授業でした。初体験の油絵を描くとなって、テンションが上がっていました。モネやゴッホみたいな絵を描き、みんなを「ウオゥー」と言わせてやるんだといつも以上に意気込んでいました。いざやってみると意外と難しかったですが、できないというわけではなかったです。テーマは特になかったので、自由に思うままに描きました。僕が描いたのは、ひまわりの種の部分にサッカーボールが置き変わっているという超奇抜的な発想で、類はない絵を作り上げることができました。それに加え、光の当たり具合や葉の状態、全てのことを考えて描き、素晴らしく最高な絵を完成させることができました。クラスの中でも美術部には負けるとしても、美術部の次に評価が高い絵を作ってみせました。と、僕は思っていましたが、通知表をみるとなんと「3」でした。素晴らしく最高な絵だったので、この評価に納得がいきませんでした。絶対「5」の評価だと思える絵を完成させたのに。世界中で何を描いているのか分からないような絵が昔から高い評価を受けているになぜ僕の絵は。
この実話から何が言えるかというと、評価は人それぞれで違うってことですね。僕と先生は異なった価値判断をもっていたってことですね。
ここで僕は疑問点が生まれました。異なる価値判断を持っているのに評価をつけて良いのか。先生1人の価値判断をクラスメイト全員に強制させて良いのか。
別に先生を非難しているわけではなくて、この評価システムのようなものに対して言いたかったのです。
自分の評価の中では最高傑作なものだから、通知表の評価も最高でありたいものですよね。
この問題に答えはないだろうし、人それぞれで違うっていうのはわかるので、僕はこの問題提起をして終わりたいと思います。あとは皆さんで考えてください。ちなみに僕の最高傑作な絵は実家に飾ってあります。
ではまた今度お会いしましょう。
2022/05/25 22:16