『夢を口にすること』/小野晴基
青山学院大学体育会サッカー部の小野晴基です。今回は私のブログに目を通していただきありがとうございます。
このブログで何を書こうかと考えたとき、「周りの人へ感謝を伝えるブログにしよう」とも思いました。しかし、それだと他の人と似たような/テンプレートのようなブログになってしまうと考えたため、今回は違ったことを書いていこうと思います。
書く内容は最近私が感じた「夢を口にすること」についてです。
おそらく、この文章を読んでいる人はサッカー関係者だと思います。
皆さんは幼少の頃、「将来の夢はプロサッカー選手」と言っていたのではないでしょうか。サッカー関係者以外の方も何か大きな夢を語っていたのではないかと思います。
そんな皆さんに質問です。
いつ、その夢を口にしなくなりましたか?
私はそのタイミングをはっきりと覚えています。
「高校2年生の夏」です。
それまで、将来の夢はプロサッカー選手と何も気にせず語ることができていました。
しかし、高校2年生の夏の合宿中に私はプロになることは難しいのではないか?とふと思ってしまったのです。
私より上手い選手はいくらでもいる。その事実は十分に分かっていました。それでも、私はプロになれるとそれまでは疑っていなかったのです。
しかし、ふとプロになれるのか?と疑問が生まれてしまった瞬間、私は「プロサッカー選手になる」という夢を口にすることができなくなってしまいました。
私がプロになると口にすることは、
非現実的なことなんじゃないか?
身の程知らずのことを言っているんじゃないか?
恥ずかしいことなんじゃないか?
おそらく、私のプロサッカー選手になるという夢はこの瞬間に終わったんだと思います。
現在、大学サッカーを引退するこのタイミングで私の周りにはプロサッカー選手になる人が多くいます。
彼らは共通して「プロサッカー選手」という夢を語り続けていました。
夢を語り続けるから夢が叶うというわけでは決してありません。
それでも、夢を語り続けられない人に夢を叶えることもできないと今は強く思います。
私は今年から社会人として新たな世界に飛び込みます。
いまは、その新たな世界での夢はありません。それでも、夢が見つかったとき私はその夢をいつまでも口にし続け、周りに発信していきたいと思います。
夢を口にすることが難しくなる瞬間もあるかもしれません。
そんなとき、根拠のない自信でもいいと思います。自分自身を騙すのでもいいかもしれません。
そうすることで、夢を口にし続けることが夢を叶える第一歩なんだと思います。
私はこういったことをこれまでの19年のサッカー人生の中で学びました。
サッカー選手としては悔しい結果で終わったかもしれません。
それでも、そのサッカーを通して学んだことを活かし、次の世界では最高の結果を残すことをこの場で宣言したいと思います。
ここまで長々と語ってしまいましたが、これを読んで何かを感じてくれる人がいたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
今後の小野晴基にもぜひ注目していてください。
2022/01/16 20:59