『決断』/林拓真
『決断』/林拓真
こんにちは。経済学部現代経済デザイン学科の林拓真です。
今回は最後のブログという事で半年間自分の都合でチームを離れた自分にもブログを書く機会を頂き、ありがとうございます。
最後まで読んでいただけると幸いです。
自分の性格上みんなのように大学サッカーを振り返ると色んな感情が入って文章として成り立たなくなってしまうと思ったので、今回は僕が何かを決断する時に大切にしている考え方を2つ紹介させて頂きます。
1つ目はトレードオフです。トレードオフとは、「両立できない関係性」を示し、一方を尊重すればもう一方は成立しない事を意味しています。言い換えると、何かを得る為には何かを犠牲にしなければならないという事です。僕はこのトレードオフの中でも自分の中で犠牲が大きければ大きいほど得られるものも大きいと考えています。
2つ目は自分の心に正直になる事です。「みんなしているから」「やらなきゃダメだから」自分の本当の気持ちではなく、外的な声や要因によって挑戦出来ず後悔するのは本当にもったいないからです。実現できるかどうかは一旦置いておいて、やりたいと思ったらまずやってみる事を意識しています。
何故急にこんな事を書いたのかというと、臆病でネガティブな自分だけど決断することによって様々な価値観に触れて、貴重な経験をして前向きに物事を捉えられるようになったからです。
ここで少し、自分の経験を例にだして説明します。
大学3年、4年と膝の怪我と再発を繰り返し、まともにプレーすることができませんでした。精神的に未熟な自分は、グラウンドに行くとピッチで輝いている同期や先輩後輩と情けない自分の姿を比較して悔しくてサッカーが嫌いになるくらいネガティブなことばかりを考えてしまうようになっていました。
そこで、サッカーとの新しい向き合い方を見つける為に、そして胸を張って前向きに挑戦していく為に
"同期との楽しい時間"などを犠牲にして留学するという決断をしました。
結果的に、生涯スポーツとしてのサッカー文化やサッカーを通じた熱狂を感じることでサッカーの奥深さを知り、様々な価値観を知ることも出来ました。そして、トレードオフを意識し自分の心に正直になって決断する事の大切さを知りました。
もしこのブログを読んで、何か少しでもやってみようかなという気持ちになって頂けたら嬉しいです。
最後に、関わってくれた全ての皆様、期待を裏切るような形になってしまい申し訳ありませんでした。そして、ありがとうございました。
同期へ
4年間本当にありがとう
かっこ良すぎるみんなと会えて良かった!
これからもよろしく!
2022/11/23 13:48