『大切にしている”言葉”と”考え方”』/中川敦貴
「大切にしている”言葉”と”考え方”」
青山学院大学法学部法学科4年の中川敦貴です。
これで部員ブログを書くのも最後になります。
何を書こうか非常に迷いましたが、私は普段から性格上、自己開示をあまりしないタイプなので、せっかくですから普段僕が「大切にしている言葉と考え方」について書こうと思います。
本当に自己開示が苦手なので、よく同期の一部(内海、磯村、矢野)からは、「いなすな」と言われていました。僕が聞かれた質問に対してまともに答えないからです。
これに関しては本当に申し訳ないです。
ただただ、本当に僕は自己開示が苦手なんです。
ご了承ください。
では、本題に入ります。
僕が生きている中で大事にしている”考え方”と、その考え方の元となっている”言葉”があるので紹介させていただきます。
その言葉というのが以下になります。
「人生には面白くないことがたくさん起こる。
それは全て自分に責任がある。
何かを気づかせるために起こるということを知っておいた方が良い。
この世に起こることは全て必然で必要、そしてベストのタイミングで起こる。」
という言葉です。
これはパナソニックの創業者である松下幸之助さんの言葉で、この言葉に僕は高校2年生の時に出会いました。
読めば意味は大体わかると思います。
要は、「人生に無駄なことなんて一つも起きない」ということです。
僕はこの言葉に出会ったことで、辛いことがあっても打たれ強くなったと思いますし、物事に対して自責の念を持つようになりました。
何か嫌なことや、納得がいかないことが起きた時に、
「自分に責任はないのか?」
と一度問いかけるだけで、自分に矢印が向き、他人に対する怒りとか、色々な負の感情は勝手に忘れ去ることができます。
結果的に、自分にできることはまだまだあるなと気づくことができるので、すごく得した気分にもなります。
また、この言葉のおかげで、辛く苦しい事に対する考え方も大きく変わりました。
例を挙げるとすると、大学3年で膝を手術した時です。
正直自分が思っていた以上に辛すぎましたが、「この経験は絶対に今後の自分に意味のあるものになる」と思って、前を向くことができました。
結果、後の就活で、手術をしたことがきっかけでヘルスケア関連の企業に興味が湧き、「ここだ!ここで働きたい!」という納得のいく企業に出会うことができました。
もし手術がなかったら、僕は確実に今の就職先を選ばなかったし、出会うことすらできなかったと言い切ることができます。
だから、今は手術を経験をして良かったと心から思えています。
このようにして、なんとなくですが、どんな出来事でもどこかで繋がっているように僕は思います。
辛かったり、自分の思うようにうまくいかない出来事でも、きっと今後の自分の何かのために起きていると思います。
そう考えた方が、人生が豊かになるし、楽しくなるとも僕は思います。
これから先の人生も、僕はこの言葉と考え方を意識して生きていきたいなと思います。
この言葉と考え方が、少しでも誰かの参考になれば嬉しい限りです。
最後になりますが、両親をはじめ、同期、スタッフ、先輩、後輩、またこれまでサッカーを通して僕に関わってくれた全ての方々に本当に感謝しています。
無事にここまでサッカーをやり切ることができました。
もっと感謝を書きたいところですが、「感謝の気持ち」でも改めて書くので、ここでは割愛させていただきます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
2022/11/08 11:20