『おちこぼれ。』/田中星凪
『おちこぼれ。』/田中星凪
お世話になっております。
3年の田中星凪です。3年目になったブログですが、真面目路線で書きます。みんなが書きすぎている同期愛については長くなってしまうので、来年語ります笑。拙く、長い文章ですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです!
最近、「プライドって必要?」と思うことが多々あるので、プライドについて考えていく。サッカー選手、各々色々なプライドがあるように見える。私は、漠然とプライドはない方がいいと思っていたが、実際自分のサッカー人生にはプライドの有無が大きく関わってる。
私は母親に、よく「おちこぼれ」と言われることがあった。
それはおそらく、小学生の時J下部にいたが、次年代のカテゴリーには上がれず、中学時代は怪我でサッカーができずに身体的、精神的にも落ちるところまで落ちたからであろう。言葉の通り「おちこぼれ」であった。認めたくない、1番言われて嫌な言葉だった。
中学でサッカーを辞めてしまってもいいくらい辛く苦しいものだったにも関わらず、選手権、高校サッカーに憧れて久我山に行った。これには間違いなく「ちょっとサッカーができた自分がここで辞めたらカッコ悪い」というプライドもあった。
大学でサッカーを続けた理由も同様で、高校でも思うような結果が出なかったことによる不完全燃焼感、悔しさを払拭したかったのが主だ。
以上を見ると、プライドめっちゃあるじゃん、と思うが、振り返ると私の人生には2つのプライドが存在した。自分なりの言葉で、「プライドによって行動できた」積極的プライドと「プライドが邪魔して行動できない」消極的プライド。前者は私の人生をいい方向へと導いてくれたが、後者はいらなかったというのが私の結論だ。
なので大学では失敗を恐れず、日々練習でチャレンジするようになり、上手くいかない時も楽しく感じるようになっていった。プロでも平均20歳半ばで引退するのに、自分は大学までサッカーできると思ったら、それだけでも幸せです。
両親、本当にありがとうございます。
残されたあと2年、青学としても踏ん張り時ですが、みんなで乗り越えて、やっぱり最後は笑いたいんです。
「おちこぼれ」
今では私に勇気をくれる好きな言葉。
元々大した誇りがあったわけではないけれど、大きく見せ誇っている自分ではなく、いらない埃を払ってみると、変わってくる考え、行動が沢山あった。
最近は、自分に結果がついて来なかったのではなく、結果が俺について来れなかった。とまで思っている。。。(?)
結果か、全然ついて来てくれていいんだけど。
おかしいな。
いまだに君に会ったことはない。
2024/05/21 18:18