『ところで平凡な俺よ、下を向いている暇はあるのか?』 / 鈴木大策
お疲れ様です。
今回の部員ブログで何を書こうかなと迷ったんですけど、今シーズンの抱負についてかきたいとおまいます。
拙い文章になりますが、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
私は今まで隠していたのですが、アニメがすごく大好きです。その中でも「ハイキュー」というバレーのスポーツアニメは格別です。
「ところで平凡な俺よ、下を向いている暇はあるのか。」ハイキューの中で登場する田中龍之介のセリフです。
よくあいつは天才だ、あいつには勝てねーよと言ったセリフをスポーツをやっている人なら聞いたことがあるとおもいます。
正直生まれつき持っている能力が違うって言うのは少なからずあると思います。
小さい頃、なんでも出来た自分が天才だと思っていましたが、年齢が上がるにつれ、上には上がいると実感していきました。
例で言えば、私は高校時代大宮アルディージャというクラブチームのユースでプレーしていました。
入ってすぐの練習で、みんなのサッカーの戦術理解度であったり、シンプルな技術であったり、全てが自分よりはるかに優れていて、天才集団だと思いました。
才能が俺より上のヤツがいるって言わなくなるのは世界の頂点に立つ人だけ。裏を返せば、そいつ以外は平凡だといってもいいくらいです。
じゃあ、自分は平凡な人間だから平凡なままでいいのか、といったら違います。
スポーツであれば結果を残して勝ちたいし、勉強であればより良い点数を取りたいと思います。
「ところで平凡な俺よ、下を向いている暇はあるのか。」このセリフを見た時に私はとても共感しました。
初出場の全国大会で優勝候補相手に思ったように活躍出来ない登場人物、それどころか勝負所でスパイクが決まらず失点してしまいます。
そんな状況に周囲の人間誰もが「このまま崩れるんじゃないのか」と心配します。だけどこの登場人物だけは一味違いました。
才能を理由に自分が良いプレーができないプレイヤーだと諦めることは絶対に嫌だ。そうして自分にこう語りかけます。
「ところで平凡な俺よ、下を向いている暇はあるのか?」
平凡だとわかっているのなら、それを補うために前に進み続けるしかない。1度のミスで下を向いている暇はないんだというそのスピリッツに非常に心を打たれました。
今シーズン絶対壁にぶつかり挫けそうになる事はあると思います。ですが、このセリフを思い出しながら頑張っていきたいと私は思います。
2022/04/23 21:44